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読書と日記 10.9週


今週読んだ本

①原田マハ『キネマの神様』

相変わらず、原田マハさんにハマっている。
また、原田マハさんの作品で涙を流した。

今回、絵画ではなく、映画にまつわる物語。

自分の経験からは絵画より、映画の方が多く観ているし、数年間は週1回以上は映画館に通っていた時期もあった。時間があれば、映画館でも行くか!と思って映画館に通っていた。まさに生活の一部。

それから、パンデミックがあってその習慣がなくなり、今はその頻度が落ちている。また映画館に足繁く通うきっかけになりそうだ。

物語に出てくる映画は、まさに名作映画ばかり。

小さな映画雑誌と小さな映画館、共に時代の波に翻弄されながら、なんとかやってきたが、そろそろマズイ状況になりつつある。そんな状況をある一つの企画によって転機を迎える。そこに集う人間味溢れる人々の描かれ方。それぞれのキャラクターに感情移入しながら読んでいった。

改めて、原田マハさんの守備範囲の広さに驚く。

次はどの作品を読もうか。

山田洋次監督で映画化もされているようなので、後日観てみることにする。

Kindle版

映画 アマゾンプライム

②佐々木典士『僕たちは習慣でできている』

どなたが紹介されていたのか、はっきりと覚えてないが、、、
Voicyでミニマリストの方が紹介されていた本。

まだ、読んでる途中だが、気になるフレーズがいくつか。

いつもこれやるぞ!と決めてもすぐに続かなくなってしまう。
決めた時はやる気満々。でもなぜか…やる気が…

三日坊主になってしまう主な理由は適切に難易度を下げていないからだ。新年の目標を立て、お正月が終わった頃はまだやる気満々。そして数日はうまくいき自分が生まれ変わったように感じるかもしれない。しかし、そのうち目標にした行為に手をつけることが億劫になっている自分に気づく。

佐々木典士『僕たちは習慣でできている』p140

まず始めるために『小さな習慣』でスティーヴン・ガイズは「目標をバカバカしいほど小さくすること」を勧めている。基準となる目標( 30回の腕立て伏せ)があったとしても、それを忘れて、「腕立て伏せを 1回する」ことだけ目標にするのがいい。腕立て伏せ 1回を目標にすれば始めるのに難しさを感じないし、ついでにそんな体勢になったのだからあと 10回ぐらいやろうかなと思えるもの

佐々木典士『僕たちは習慣でできている』p141

確かに。。
目標が高すぎて、1日でもできないとやる気がなくなってしまう。
そして、もういいや、、ってなってしまう。
だから、目標を小さくして始める。はじめから大きな目標を立てるのではなく、小さな目標を積み重ねていく感じ。なるほどなぁ。

でも、頻度は違う。

「毎日する」ことの中には、今日それをすべきかどうか悩むことも決断もない。行くか、さもなくば行くしかない。  そうして毎日するうちに、隠された報酬に気づくことができ、進んで自然としたいことに変わっていく。毎日すること、これは習慣のステップの中でも奥義のひとつだと思う。  目標は小さくしていいが、頻度は減らしてはいけない。習慣づくまでは毎日やり、頼まれなくても自発的にしたくなるようになってから、頻度を適切に減らすのがいい。

佐々木典士『僕たちは習慣でできている』p145

そうか。続ける秘訣は、悩まない。
しばらく習慣になるまで考えずに続ける。だから週◯回ではなく、毎日なんだ。

Kindle版


おまけ

今週のハッとさせられた言葉。

「世界はこんなに美しいのに、あなたはこんなにイライラしている」

小さなことでイライラして生活するよりも、世界にあふれる、もっと美しいこと、楽しいこと、に目を向けよう。


おわり


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