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読書と日記 2024-05-26

日々の生活の中で、小さくても良いので達成感を得る。
毎日は同じことの繰り返しである。
自分の仕事も日々の業務の繰り返しが基本になっている。
当たり前のことを当たり前に、着実にやる。

子どもの運動会を見に行った。
この日の為に練習してきたことが分かる内容。
走って、踊って、負けて、勝って、応援して。
達成感がすごいな、と思った。

大人になると時間が過ぎるが早く感じられるのは、
同じような日々が続いていくからだ、ということは良く言われる。

日々の習慣と繰り返しの中に、どうやって達成感を得る仕組みを取り入れるか。
そんなことを考えた週末だった。

海外文学に馴染みが無い。
全くといって馴染が無い。
興味が無いというわけでは無い。
何度か、話題になっている海外小説を読んでみたことはある。

ただ、読了できない。
例えば、『三体』『異常-アノマリー-』などは、読んではみたものの、最後まで読むことができなかった。

しかし、今週初めて、海外小説を読み終えることができた。

1.『トゥモロー・アンド・トゥモロー・アンド・トゥモロー』著:ガブリエル・セヴィン


二人の幼い男女がゲームと通じて、関係を育み、時に離れ、壊れかけ、周りの人々と時間を紡いでいく物語。けっこうな分量があった(550ページ)。。
読むのに時間がかかった。中盤は、正直、やめようかと思った。
それでも読み進めて、後半部分から最後まで引き込まれて読んだ。

物語は12歳から37歳までが書かれている。
年代のよって密度が濃い、薄いはあるが、二人が歩んできた年月を表現するのに、550ページの分量が必要だったことは、ラストに近づくにつれて分かる気がする。

ゲームを通じて仲良くなった二人が、
ゲームによって悩み、ゲームによって救われる。

物語が幾重にも重なり複雑な感情がリアルに表現されていると感じる。
アイデンティティの問題、恋愛感情、嫉妬心、友情、社会的な立場、年代ととともにそれぞれの感情が表現されている。

ゲームを通じた愛の物語。読んでよかった。

<kindle版>


ラジコのエリアフリーを契約している。
このラジオを聞くために。

2.TAKRAM RADIO


ポットキャストでも配信されているが、番組全編は配信されていない。
渡邉康太郎さんの一人語りのパートや、紹介される本、音楽も楽しみにしている。

聴いたのはDosMonosのラッパーTaiTanさんがゲスト回。
夕方に散歩しながら聴いていたが、面白い話がいっぱい出てきた。
(ただ、今回はポッドキャスト版)

特にオワコンになりそうなメディアにこそ惹かれる、という箇所。
実際のアルバム制作で、コロナが終わってオワコンになったアクリル板に着目した話がおもしろい。

実際に飲食店で使われていた、使われなくなったアクリル板を回収して、アルバム制作に活用している。さらに、そのアクリル板がどの店から回収されたかも表示されているとのこと。
渡邉さんがもらったアルバムのアクリル板は、マクドナルド駒沢店だった。

ポッドキャスト『奇奇怪怪』も聴いていたが、TaiTanさんの見方変わったな。
面白い!


漫画『チ。』が好きだ。
そんな『チ。』に出てくる登場人物の感情に焦点を当てた、生き方を語った本ということで、気になって読んでいる。
著者の谷川さんは『スマホ時代の哲学』も書かれていて、以前読んだことがあった。

3.『人生のレールを外れる衝動のみつけかた』谷川嘉浩

正直、まだまだ消化しきれていないように思える。
ここでのキーワードは「衝動」。

<kindle版>

おまけ

この曲好きだわ。


おわり

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