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"特別"という幻想

世の中、特別なことは存在しない。
特別な関係も、特別なできごとも、それらは幻想だ。ただ本人が特別だと思い込もうとしているに過ぎない。
過去の繋がりだとか、前世がだとか、そんな言葉も流行っているがそんなものは後付けだ。誰も証明をすることはできない。

ただ人間が「特別なんだ」と思い込みたいだけで、もっと大きな…そう、例えば宇宙規模で言えば何でもない日常に過ぎない。

けれども、人間は「特別」を多用してしまう。
私もそうで、「今週はがんばったから特別にいいお酒を買おう!」だとか、「特別にちょっといいお店で一人飲みしよう」とか、「せっかくクリスマスなんだからメニューを特別仕様にしよう」だとかしてしまう。

何気なく過ぎる日々だけれど、それらをどう捉えるかは自分次第なんだ。
どんなに小さなことも、簡単に「特別」の魔法をかけることができる。いくらでも自分で、日々を「特別」にすることができる。

特別をどう上手く使うか、だね。


May the wind be ever at your back

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