見出し画像

なぜ悪質な新築ワンルーム投資は無くならないのか?


世の中には一部上場している大きなワンルーム販売業者があります。

最近では某大手企業「楽◯」からもDMで
新築ワンルーム投資のご案内が来る時代になりました。


でも、新築ワンルーム投資は ダメ!絶対! です。


「大手企業だから大丈夫だろう」


と盲目的に信用する時代はもう、とっくの昔に終わりました。

でもなぜ、


「買ってしまったら持つも地獄、売るも地獄」


そんな商品が世の中に普通に流通しているのでしょうか?


それは、


「銀行がワンルームに高額融資を付けるから」


です。

投資として考えた場合、数字が明らかに回らない物件なのに
ワンルーム業者にだけは業者提携ローンという形で
特定の銀行が高額融資をしています。

ではなぜ銀行はそんなことをするのでしょうか?


これは私の個人的な見解ですが、


「融資を出す一部の銀行は、ワンルームを投資とみなしていない」


からなんだと思っています。


物件単体で返済を賄えないのに融資を引くと言うことは、投資ではなく、
ワンルームを消費物とみなしている。

感覚としてはマイホームや車と同じ感覚です。


だから給与で払ってもらう前提のため、年収制限がある。


そう考えればまだ理解できます。

と言うことはつまり、


「新築ワンルームは投資商品ではない」


と言うことを暗に示しているわけです。

でも銀行もバカではないと思うのです。
それが建前であることはわかっているはずです。


そもそも銀行が満額融資しなければ、
普通のサラリーマンは絶対に新築ワンルームなど買いません。
いや、買えません。


一般人が買ったところで旨みがないことは
銀行もワンルーム屋も分かっているはずです。

なぜそれでも建前を付けてまで融資を付けるのか?


それはつまり、儲かるからです。


結局、銀行のスタンスは、


「借りたお金が返せるなら貸すよ」


と言うだけなのです。


本来、新築ワンルームは
富裕層の節税や相続対策の為の金融商品の一つだと私は捉えています。


そういう意味では存在価値を全否定するつもりはありません。


ただ、売ってはいけない人に売るなって話です。


「儲かる投資」と言って年収500万の人に営業販売するから、
詐欺だと言われるわけです。


でも、それでもやるんです。


なぜなら何一つ法は犯してませんから。


だから楽◯もDM流すんです。


儲かるので。



やっぱり自分の身は自分で守らないとですね。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?