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somo somo! エッセイ

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日々考えたことを綴ります。
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#エッセイ

広告デザインからジェンダーを考える vol.36

 私は小さな印刷会社で営業をしている。印刷会社といってもいろいろな会社があるが、私の勤め…

somo somo!
3年前
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SDGsはやさしさで出来ている vol.34

 SDGsをご存知だろうか。私も会社から「これからはSDGsの時代だー!」とかなんとか言われるま…

somo somo!
4年前
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憧れの生き方と決別する  vol.33

 お笑いが好きだ。トークバラエティよりもネタ番組が好きだ。多分、エンタの神様や爆笑レッド…

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4年前
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青二才、靴を買う vol.32

 10万円で、革靴を買うことにした。  今仕事で履いている革靴は、使い始めて7年くらいにな…

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4年前
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「みんなちがってみんないい」と、本当に思えているか vol.31

 仕事で営業をし始めて今年で4年目になる。自分で言うのも変な感じだけれども、全体的に見て…

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4年前
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いじめる子たちも不安  vol.30

 中学1年の終わり頃から2年の途中まで、いじめを受けていたことがある。ふとした言い合いで私…

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4年前
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リア充幻想 【青二才の哲学エッセイ vol.29】

 そういえば最近、「リア充」という言葉を以前よりは見聞きしなくなった気がする。その代わりと言っていいのかどうかはわからないが、「陽キャ」とか「パリピ」とかいう言葉の方がよく聞く。単純に自分自身が使う頻度の違いなのだろうか。若者と呼ばれる年齢から遠ざかるにつれ、ついていくのが大変になってきたし、自信もなくなってきた。リア充とかに関わらず「その言葉古いっすよ」とかそろそろ言われそうで怖い。  若者言葉には趨勢があるし、リア充という言葉は廃れるかもしれない。ただ、リア充的な生活を

顔から性格が作られる(かもしれない) 【青二才の哲学エッセイ vol.28】

 性格が顔に表れるというのはよく聞く。確かに私のよく知る優しい人は目つきも柔らかくて優し…

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4年前
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お金から考える「私たちはどう生きるか」 【青二才の哲学エッセイ vol.27】

 儲け話に対してちょっとした拒絶反応を起こしてしまう。  とにかく稼ぐことを一番の目的に…

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4年前
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「人生、努力ではどうにもなりません」と言うひろゆきさんが、結構努力してるように見…

 少し前の話だが、ネット上で「人生、努力ではどうにもなりません」というひろゆきさんの記事…

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4年前
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何もないと思っていた地元は、本当に何もないのか 【青二才の哲学エッセイ vol.25】

 前回、「自分を変えたいと思うとき、今まで自分が積み重ねてきたもの、自分が持っている武器…

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4年前
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わたしらしさの錯覚 【青二才の哲学エッセイ vol.24】

 マッチングアプリを始めた。  まずは写真を設定する。私より前にやっていた友達によると、…

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4年前
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体を鍛えたいから走るわけじゃない【青二才の哲学エッセイ  vol.23】

 最近は週1でランニングしている。限界が来るまで走る。  走っている最中はひたすらきつい…

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4年前
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白い紙の個性 【青二才の哲学エッセイ  vol.22】

 印刷会社の営業として、印刷物に使う紙を何にするか、お客さんと一緒に考えることも仕事の一つだ。    大抵は白い紙に印刷をするわけであるが、ひとえに「白い紙」と言っても実に多様な種類がある。うちの会社には大体30種類くらい常備してあるが、これとこれは似ているなと思っていた紙でも、実際に取り出して並べてみると意外と違いがはっきりしている。青みがかって見えるもの、クリーム色をしているもの、白さの度合いがそれぞれ微妙に違う。  色だけではなく、手触りや光沢度、表面の凹凸にもそれぞ