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BIT forget who one is TOUR

わたしたちの所属する事務所オフィスビット 初の東名阪ツアー『BIT forget who one is TOUR』 6/5(土)心斎橋FAN Jにて大阪公演 6/6(日)大須Dt.BLDにて名古屋公演 6/27(土)代官山space ODDにて開催予定だった東京公演はコロナの影響により延期となり そして本日8/15(日)渋谷スターラウンジ 東京公演をもちまして 無事終幕いたしました

オフィスビットのグループのライブを観ると 表現者としてのわたしのなかにあるいちばん大きなスイッチが入るような感覚になる あの感覚がわたしはたまらなく好きで あれを味わうために スイッチが音を立てそうな勢いで入るように 自分をもっと奮い立たせるために わたしは今日もオフィスビットのライブを観た 
声色で 表情で 仕草で ライブのすべてで びりびり伝わってくる 気合い 闘争心みたいなものが わたしを燃やしてくれる


普段のライブで出番が早いとき わたしはよく悔しい気持ちになる 自分たちの出番が トリから遠ければ遠いほど悔しくなる でもこのツアーファイナルのトップバッターがDATTEだったことで あるべきトップバッターの姿を見たような気がした トップバッターがDATTEで良かった とさえ思えた このツアーファイナルのスイッチを どでかい音を立てて入れたのは間違いなくDATTEだった 
本当に、本当に、DATTEが滅茶苦茶に格好良かったんだよ、メンズアイドルとして、アイドルとして、どころか 表現者として 
わたしたちには到底真似できないパフォーマンスやそれに対する思いが いつだって何回だって痛いほどに伝わってくるから オフィスビットのなかでのDATTEの存在意義がずっと揺るぎないんだろうなあ

YUENIは きらきらしていたり ちょっと切なかったり ちょっといびつになってしまったりもして 守ってあげたくなってしまうような リアルな女の子らしさがアイデンティティだとわたしは思っていて それがわたしはいつも羨ましい ちゃんと可愛いのに SEで声を出した瞬間の力強さはちゃんと熱い メンバー全員ひとり残らず ひとりひとりが目を引いて 目で追いたくなってしまうような感じ くるくる変わるみんなの表情がかわいくて いつもにこにこしながらライブを見ています 

NANONIのライブを観るたびに SOMOSOMOがデビューしたばかりの頃を思い出すのはわたしだけだろうか 不器用さ加減にがむしゃらな勢い 良い意味でアイドルらしくない尖りみたいなもの まだまだ もっともっといけると思わせてくれる 誰に何をされても言われても怖くても 怯まないための迷彩柄の戦闘服であってくれ

オフィスビットの中でいちばん一緒に過ごす時間が長いSHIKASHI でもこんなに一緒にいるのに 何回もライブを観ているのに それでも毎回『SHIKASHI』を見せつけられる 最近はより一層それが強くて 7人という人数や身長の高さ 統一された蛍光色も相まって 大人びていて余裕があって 尚且つ激しさも兼ね揃えた格好良さ 圧倒的信頼度 悔しい思いを 大変な思いをしてきたこともたくさん知っているから これから歩んでいくのは SHIKASHIもきっと 一緒がいいな


SOMOSOMOはあなたにどう見えていたんだろうか どう見えているんだろうか どうでしたか?


遠い世界の話だと思っていた感染症のこと 来月にはおさまっていたらいいね、は約一年半が経った今も叶うこともなく ついには直接的な影響まで受けるようになってしまった コロナ禍で開催決定したこのツアーもそのひとつ それでもちゃんとファイナルを迎えることができて 本当に嬉しく思います

アイドルも音楽も娯楽のひとつ 義務でも何でもない 無くても生きていけてしまうようなもの いちばん最初に切り捨てられてしまうようなもの それでも わたしは わたしたちは人生をかけてアイドルを 音楽をしている でも 義務じゃないのに 無くても生きていけるのに 切り捨ててしまったっていいのに その手段を取らない人がいてくれることも ちゃんと知っています そういう人たちがいてくれるからこそわたしたちがステージに立つ意味が増えるのです いつも本当にありがとう 


ただこんなところで満足するわたしではありたくない 「こんなにたくさんの方に来ていただき」ってみんな言っていたし 確かにわたしもそう思うけれど こんなんじゃまだ足りないのよ 

DATTEのサブスクもきっと解禁されるだろうし SHIKASHIはもうすぐワンマンがあるし わたしたちは2ndアルバムのリリースも控えています そしてまだ公開されていなくとも きっと楽しんでもらえるような喜んでもらえるようなことが たくさんたくさんあります 
嬉しかった、楽しかった、悔しかった、だけで心が止まらないように もっとこれからの話をしましょう 今までの道よりこれからの道の方がきっと長くて険しくて 楽しいです、きっと 

身の程知らずで ちょっと背伸びして ちょっと無理しちゃうくらいが わたしたちにはちょうど良いのかも 

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