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(元)アル中が学ぶ簿記初級 その1 簿記の基礎

プロのサービスパーソンとして最前線で接客をしてきた私。
もちろん自分にリピーターもおり、わざわざ東京から松山まで遊びに来てくれた人もいる。

しかし「じゃあ経営するぞ」となっても何すればいいのか全くわからない。
株式会社?有限会社?合同?そもそも会社ってなんだよ。
資本金?利益?売り上げ?モノの値段?

お金ってなんなの?
今までお金って給料として振り込まれてレジで払うもの、という認識しかなかった…

そんな疑問を持った私は、お金っぽいイメージだけで「日商簿記検定」に挑戦することにした!
(勉強の話を硬い文章で書くと自分が疲れるので楽な文章で書きまーす)

簿記の基礎へ

簿記って聞いたことあるな。
思いつくワードは
「商業高校っぽい」「昔幼馴染のマーくんが取ってた」「会計のやつ」
くらいしか思いつかない発想の貧困さ!
これはアルコールとか関係ないな…

ってことで早速ググる。
どうやら今まで3級からしか無かったところに「初級」ができたらしい。しかもオンライン試験でいつでも受けられる。
こりゃいいや!さっそく明屋書店で買ってきたのがコチラ。

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じゃん。思い立ったが吉日。
ちなみに「明屋書店」は「ハルヤしょてん」と読みます。
これが読める奴は愛媛県民です。
もし急にあなたの会社に愛媛県民が必要になったら、この字を印刷して銀座あたりを歩けば見つかるはず。

簿記ってなんだ?

簿入するから簿記、だそうで。
日々の取引を記録して、「儲けや損失」「財産がいくらあるか」を計算するためのモノらしい。
なるほど会社の家計簿みたいなものか。

だいたい年に1度儲けとか財産を明らかにしなきゃいけなくて、その決まった期間を会計期間という、そう。
開始日を期首、終了日を期末(決算日)。その間を期中という。
決算くらいは知ってます。桃鉄でみた

決算の時に2種類の表を作ってまとめる。
損益計算書(PL)貸借対照表(BS)、あわせて財務諸表
あかん、漢字が出てきて心が簿記ボキ…

そんえきけーさんしょ…?

損益計算書(PL)は名前のとおり、儲けや損を計算する
いくら使っていくら儲けたか。書き方にもルールがあるらしい。

名称未設定

左に費用、右に収益。めんどくせぇ…
儲けも費用の側に書くらしい。
なんでやねんと思ったが、「収益-費用=儲け」というより「費用+儲け=収益」でないと左右が同じ金額にならないらしい。
PL上ではマイナスの数字は使わず、純粋な数字の足し算のみで計算するそう。足し算とか楽勝じゃねーか!小2くらいまではいっつも算数満点だったぜ。

収益は売り上げとか家賃、土地収入。土地の売却益も。要はお金もらえるやつね。
費用は仕入れ代、従業員の給料、保険料、水道、家賃…。お金使うほうは費用。

たいしゃくたいしょーひょー(棒読み)

貸借対照表(BS)は現金や預金、借金などのお金や、建物や設備など資産がいくらあるか。
これも同じく書き方のルールが。

名称未設定a

出たよ、なんだ純資産って。
じゃあ左はなんだ。不純な資産か。

どうやら純資産は資本金というらしい。聞いたことある。
開業するにあたっての準備資金ですね。投資家から集めた金=株式発行による増資も含まれるらしい。

じゃあ資産は?っていうと「一般的に財産といわれるもの」だそう。
こちとら「一般」がわからないから初級受けてんだよ!と言いたい
要は現金や預金、土地とか建物。備品も含むらしい。
売掛金もそうなのね。「あとからお金をもらう権利」も資産になるのか。

負債はよーくわかる。返さなきゃいけないお金。
ツケで飲んだ分とか飲み会で建て替えてもらったのとか。よくわかる
専門的には買掛金と借入金っていうらしいですね。

借りたり貸したり

左側と右側にはそれぞれ名前があるらしい。
「借方(かりかた)」と「貸方(かしかた)」だそーな。
左側と右側でええやんけ…

しかしさすが初級。俺でもわかる覚え方が書いてました。

名称未設定b

はい。そういうものだから覚えてください、と。

借「り」方。りは左側に伸びるから左。
貸「し」方。しは右側に伸びるから右。

こいつぁすげぇぜ!
もう簿記は取ったも同然だな。

(つづく)

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