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水の流れが教えてくれた すべての因は思考にあり 思考の許は自分にある

この世界が身体なら

私達一人一人は血管で

一人一人に受け持つ場所があり

血管は心臓へ向かって流れています。

血液はサラサラとしたものから

ドロドロなものまで

同じ体をめぐっていますが、

一人一人が努力して血液をきれいに整えていかなければ

やがては身体は病気になってしまいます。



外の世界にたとえたら

一人一人が川だとします。

最後は海へと流れてすべての水が合流します。

どの川からも汚染物質や泥が流れてきたら海は汚れ

やがて生き物にも影響を及ぼし

私達は海を基にしたあらゆる資源を失ってしまいます。


要するに

私達が何を流すかによって

小さなものから大きなものへと影響を与えているということ。

何十億の人が悪いものを流せば

海はたちまち汚れていくことでしょう。


では、意識の世界を考えましょう。

私達一人一人の意識が川だとしたら、その流れは全体意識の海へと流れるのです。

川の上流から汚染物質が流れれば下流に溜まり海へと行くように、

無意識の川に、意識の思考の汚れが流れ、いつの間にか下流の心に泥が溜まり病気になります。
腐敗した水は海の大きな集合意識へ流れると意識の泥沼が現実の姿を表します。


世界の無秩序な争い

災難、悲劇的な出来事

今も多くの命が失われます。

涙をぬぐう余裕も許されない危機を体験している人がいます。


私達は、このような悲劇に対して直接手を差し伸べることができないかもしれません。

しかし、一人一人の意識の川に何を流すかは、責任を持って生きることが出来ます。

川の上流である思考を

理解や尊重、愛や思いやりの思考に変える力をつけていくことで、下流の心に澄んだ水を溜めることも出来ます。

その栄養分の入った水は海へと流れると

海で生息する生き物を活かすことも出来ます。

そして海が栄養分の宝庫となれば、人が海からの恩恵を受けることもできます。

このように、一見無関係に思える遠い遠い国の出来事や、海の水のことも、意識の中で、私達は繋がっているように思えるのです。

意識して思考を使うことにより、尊い命までも永らえることが出来るのかもしれません。


私達にできることはあります。

怒りで血液を汚さないように、

智慧をつけ、健全な思考に切り替え、流したものに責任を持ちながら試行錯誤して

一日一日を過ごしていればきっと、身体も心も、川も海も自然も生き物も、穏やかに共存できるのだと思います。


一人一人の努力は小さくて見えないかもしれませんが、

怒りを悲しさを赦しあい、ともに支えあいながら、

水の惑星に住む、美しい本来の人間の姿にもどる日を楽しみに一緒に取り組んでみませんか。

一人では超えられないものも、愛する心を信じて繋がり祈ることによりきっと超えることができるのだと思います。

自然を慈しみ心に愛を灯しましょう。

ありがとうございます。