かしこ

一人が寂しいと感じた事はないけれど、同じ興味で繋がれる人達がいる事を羨ましく思っている…

かしこ

一人が寂しいと感じた事はないけれど、同じ興味で繋がれる人達がいる事を羨ましく思っている人見知りのへっぴり腰。『一人は楽しい』と『一人が楽しい』の間ぐらいでなんとか生を楽しんでいます。1984年生まれ。

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はじめまして。

ライターでもwebデザイナーでもありません。猫、観劇、本、食、映画が好きです。 寺社仏閣、着物も好きです。一度興味を持つと、とことん好きになるが、熱しやすく冷めやすいタイプ。(占いによく書かれてる) SNSのなんたるかを未だ解っていないので不安でいっぱい。 世の中ままならない事だらけですが、楽しい事、感動した事、不思議な事。 そんな日々の事を書いていければと思います。 かしこ

    • ねこのこと⑤

      ●『草木も眠る丑三つ時に』 どこからともなく音がする。 カツンッ…… カツンッ…… 寝ていた頭に届く音。 カツンッ…… 怖い。 怖くて目が開けられない。 カツンッ…… 〝何か〟が床にあたっている? 完全にハッキリとした頭で、しかし目だけはしっかり閉じていました。 目を開けた瞬間〝何か〟を目撃したら怖い。4時44分だったら怖い。 とにかく良くない事ばかりで怖い。 カツンッ…… カツンッ…… 止まない音。 音はどうやら廊下から聴こえてくる。 部屋の

      • ねこのこと④

            『抱っこさせてくれない』  我が家の猫は抱っこさせてくれません。   ソメ(鰻の様な艶やかな毛)は抱っこをすると、全力で体をねじります。そのままぬるりと腕から逃げていきます。 そんなにか…… 悲しい気持ちになりますが、無理矢理はダメ絶対。ストレスになってはいけません。私はハゲても猫をハゲさすわけにはいきません。 イト(目が大きい)は抱っこをすると、悲しそうな顔で私を見つめます。うるうると小さく鳴き、そっと出した前足を私の顔に押し当てるのです。 ご、ごめん

        • ねこのこと③

              『覚えてもらえなくとも』  私の姉は猫の名前を覚えられません。 たまに会うといつも名前を聞かれます。 黒い毛で、お腹にちょっぴり白い毛がある子が〝ソメ〟。 白い毛にサバトラ、クレオパトララインのある子が〝イト〟です。  姉は猫におもちゃを買ってきてくれたり、遊んであげたりと、猫に良くしてくれます。 姉が来ると、ソメもイトも寄って行ってスリスリしています。 姉の事をとても好意的に思っている様です。 半年に一度ぐらいのペースでしか会えなくとも、姉の事は覚えてい

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        はじめまして。

          ねこのこと②

               『覚えてもらえない』  我が家には猫がいます。2匹います。女の子です。  私には姪がいます。難しい言葉を知っていて叔母は尊敬しています。 当時高校生の姪と電話をしていた時のことです。話の流れで我が家の猫の話に。 姪 「猫の名前ってなんだっけ?」 質問に答えようとする私でしたが、姪がそれを遮りました。 姪 「待って!思い出す!」 姪は昔から自らで努力をする子でした。 姪 「あ!黒い毛の子は、ソメ!」 正解。 まず自分で考えてみる。 そんな姪にとても感

          ねこのこと②

          ねこのこと①

          『こんにちは。猫ちゃん』  我が家には猫がいます。  2匹います。女の子です。  当時、生後4ヶ月(推定)で保護され、地域の保護猫活動をなさっている方から、縁あってウチにやって来てくれました。 黒い毛で、お腹にちょっぴり白い毛がある女の子を〝ソメ〟 白い毛にサバトラ、クレオパトララインのある目がクリクリした女の子を〝イト〟 と名付けました。  最初の内は些細な音にも驚いてトイレに飛び込んだり、飛び込んだトイレの砂を食べようとして大慌てで止めたり。全然鳴き声を発さない

          ねこのこと①