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2020.05.18.東京.晴れ

なぜか眠れなくて、朝の6時くらいまで安野モヨコ先生の「ハッピーマニア」を一気読みしていた。もう4回くらいあたまから読み返していると思うけれど、これからも何度も読み返すだろうな〜

世界的にもうこれ以上経済の停滞は厳しいということで、強行的に活動再開される都市が多く、日本に関しては対応がどこまでも後手で杜撰なのにもかかわらずなぜか(BCGの普及と元々の国民性としての清潔さ、スキンシップの少なさなどが挙げられているが、どれも確定に至るほどの根拠は提示できていない(2020年5月17日現在)と認識している。また、そもそも検査の母体数が少なく、実態を把握できていないのではないかと言う批判が国内外からも轟々とされている状況である)感染者数、死者数がともにそこまで伸びず(前述したとおり、実態は未知数ではある)、肌感覚としても市井の人々も危機感が緩んできているように思う。わたしもそうだ。

ランニングの際はマスクがないので適当な布を巻いて、ギャングのようになっている。川沿いの道を最近は好んで走るが、夕焼けは毎日違って毎日きれいだ。母には無視されている。祖母は昨日から軽く咳が出て、微熱があり心配だ。(今日は下がったようだったが)

早くここから出たい。

リチャードリンクレーター監督のBoyHoodを観たのだけれど、これ、前にも観たな???途中途中うろ覚えだったので、寝ぼけながら父に付き合って観ていたのかも。リンクレーターは「before〜」シリーズのファンなのでこちらも危うげなくというか、わたしは楽しめたな。少年のとき天使みたいなのに大学入る頃はちょっとむさ苦しくて笑ってしまった……情けなくてカッコつけの、憎めない父親(彼もやはりアダルト・チルドレンだ)はおなじみのイーサン・ホーク。特にこの父親のキャラクターはわたしの父そっくりでつい、しんみりしてしまう。少年がずっと父のことをどこか神聖化して、寂しく、愛しく思っているのがひしひしとわかる。しょうもないやつなんだよな、とわかりながら離れているときは「かっこいい僕の親父」といつのまにか思ってしまう。愛の構造は複雑で滑稽だ。そしてそれはそのまま、わたしと父の愛憎にトレースできる。

明日は仕事探しのつづき。

#日記 #東京 #外出自粛の記録 #boyhood


本を買います。たまにおいしいものも食べます。