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ロードトリップとは。

合理的でありたいけど、無駄も嫌いじゃない。
無駄を知らないと、合理的になれない。

そんな勝手なテーマを持ってしてでないと
なかなかやりきれないのが
ロードトリップによる仕入れ。

2022年7月と8月、約2年半ぶりに渡米しました。
なかなかやりきれないとは
結果がきびしかったというような話ではなくて
むずかしいことが分かっていて
あえてまた飛び込んだという話。

そのむずかしさに、どう挑むか。
随分前から考えていて
見つけた答えは、
その時やりたいことを全部やるでした。

だから、
歴史ある宿に泊まるし、
ご当地バーガーも探すし、
スリフトストアだって行って、
ナショナルパークの特別な空気も吸いたい。
野生動物に出会うことに感動するし、
ヴィンテージだったり
見た事のない服が目の前に現れることに心も躍る。

もちろん、ユニークな現地人との会話もしたいし、
それぞれの生き様や笑顔を
ウォッチングするだけでも、色々思える。

アメリカに、
買い付け100%の時間を費やすのは
あまりにもったいない。

それで成せる技があることも知ってるし、
僕自身は、体力面も好奇心でも
それだけを楽しむポテンシャルを
持っていると自覚しているけど
(それだけでもやり続けれるということ)

でも、これからはもっと広い目線で
今やっていることを考えてみたい。

ヴィンテージの迫力や魅力に没頭しすぎて
色々に捉われがちな業界だからこそ
もっと別の目線が欲しいというのが、
まとめると僕の答え。


旅と結果を結ぶ具体性は
言葉でも写真でもなく商品なので
そんな心持ちで引っ張ってきた
アイテムたちを販売しますので
楽しんで選んでいただけるとうれしいです。


ということで、
僕自身のアップデートなしに
良い販売はできませんので
これからもみなさまよろしくお願いします。


それから、
jugemブログからnoteに。
jugemの機能にもう耐えれなくなりました。

画像も荒いし、
HEIC.データもアップロードできず、
ローディングも遅い。

時代とマッチしてないことは
薄々気づいていましたが、
ダラダラときてました。

noteは書いてて、気持ちがいい。


今後はこちらのnoteで
商品紹介も兼ねていきますので
引き続き、Something Happensの
数少ない情報発信のチェック、お願い致します。

過去のブログはこちらから


THE OCCIDENTAL HOTEL
Founded '1880

古い宿への興味は裏切られることも多いですが
ここは素晴らしかった。

全く寂れてない場所。

一世紀以上続いていることへの興味。
自分の目で見てみたかった。

でも普通にはちょっと行けないエリアにあります。
あまりに遠すぎて。




絶景マルーンベルズに続く麓の町、Aspen。
ここは高級避暑地であって、
GUCCI、PRADA、VUITTON
BOTTEGA、BALENCIAGAなど
多くのブランドショップが立ち並ぶ、
異様なエリアです。

大自然を車で走り抜けて、
突如現れるこの小さな町の外れには
数10台のプライベートジェットが並んでました。

絶景と一軒のスリフト目当てに、
車で行く場所じゃないけど、
車から眺める景色に感動はありました。

スリフトストアには、
ロンハーマンセレクトのタグ付き($700-)の
Newなジャケットが
そこらのスリフトプライスであったりして、
おいおいおいって感じ。

店内上品な人ばかりなので
ちょっとドギマギしたけど
リアクション薄めに手にとって
渋めの顔でう〜んとか言って
まあ買うか見たいなスタンスで
スッとレジにいきました。

僕の店では販売しませんが、
宝探し成功の優雅な気分でした。



標高も空気も他とは違う、
マルーンベルズ。
彼の地は美しかった。



アウトドアが盛んな田舎にある
アウトドアギアオンリーのセカンドハンドストア。

日本でもお馴染み
1990年代末頃のノースのリュックだけど、
色がいい。

中学生以来のまたちょっと気分。




せっかくなので、
宿のベッドを使って撮影。

おそらく、ダブルベッド。

柄によってイメージが違ってきますが
キルトが実用的で
取り入れやすいと伝わっているなら
狙い通り。OKです。



Old Faithful Inn
Built in '1903 -'1904
イエローストーン国立公園内の
最もヒストリックなホテル。

当時、現地で調達した
丸太や石を使って建てられたそう。
修繕を重ね、今もなお
そこにこの宿はあります。

Wifiも電波も入らない時代とかけ離れた、
良い意味で貴重な場所。

それもあって、
今旅で熟睡ができた、数少ないホテル。





ブラックベアとエルクとレンジャー。
この生感はすごい大事なインスピレーション。



グランドティトン国立公園。

旅の目的地の一つだったはずが、
通り過ぎただけで終了。

偶然にもアメリカでは
アウトドアの日(祝日的な)だったみたいで、
年に3回だけの無料でゲートを通れる日でした。

日本もこんなのマネして欲しい。




ヴィンテージとの出会いも
今回はたくさんありました。

もちろん探すのは簡単じゃないですが、
このエリアまで行かないと
手に入れれなかった服も多かったです。

こちらは大きめサイズで、
エイジングもこの通り。

まだアメリカから届いてないですが、
タイミングで販売したいとおもっています。




すごくテカってますが
実際はそこまで。

フェイクレザーです。

辺鄙な場所で見つけた
特にメーカーのない新品ですが、
サイズはフリーサイズ大きめで、
形がやばく良い。

こういうのが出ると、気分上がります。



超セレクトで挑む田舎は、
アホなのかと自問自答することもしばしば。
アメリカ製コンバーススルー、ACGスルー。

一体何がしたいんだろう。僕は、、




反対側のラックから覗いて、
まさかとおもったら、当たり。

オンリーワンである刺繍が
相当気に入っております。
肩とかやばいでしょ。

これは、ボーナスでした。




around 1920's C.C.FILSON
これも帰り道にふらっと寄った店で。
ハンティングコートだとおもいますが、
シンプルさが余計に異彩を放ってます。

送った荷物は今月中に到着予定なので
順番に販売していきます。

タイミングのお問合せは
大変おそれいりますが、
想像通りのご返答となってしまいますので
どうか、引き続き
WEBストア、note、インスタを
チェックいただけると幸いです。


まず、手荷物分を
月曜日、夜から販売します。

ずっと昔から買い物していただいているお客様なら
久々のニュアンスを数年ぶりに
味わってもらえる気がしています。

ディープエリアから出てきた服たちを
是非、ご堪能ください。

それでは。

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