ファウンダーを観て
こういう映画があるよと聞いて気になっていたのがAmazonプライムに追加されていたのでファウンダーという映画を観た。
ネタバレを含む感想になる為、自分で観て噛み砕きたい方はお引き取りを。
ざっくりいうとマクドナルドの実質的創業者がここまでの帝国をいかにして築いて来たかの光と陰みたいなお話。
面白いなぁと思ったのは、不動産領域に手を出して急成長を遂げたところと元々のマクドナルドをやっていた兄弟が映画館やら色々他の仕事をしたうえでハンバーガー屋にたどり着いたというところ。
不動産のところはシンプルに頭が良いなぁと思った。
儲けるための仕組み。
そしてそれは必ずしも自分で思いつくものではないのだなというのもなんでも自分でやりたがる人には新鮮。
具体的なビジネスモデルは有識者の方々が色々書かれているがハンバーガーを売るだけのビジネスではないということだ。
もう一つはハンバーガー屋を始めた兄弟。
仕事を探して映画館をやったり紆余曲折した結果としてハンバーガー屋さんに行き着いた。
なんとなく生活の糧として働くというのが感じられた。実際は私も仕事をして生活の糧を得ている訳だが、仕事と生活というものは切り離されがちだ。
なんとなく、の内訳を考えてみると皆と一緒に普通に進学して、皆と一緒に普通に就職して来たからか、当たり前をこなした延長線上に生活があって自分で何かを掴んできたのかというところに引っ掛かりがあるのかもしれない。
自分は何をして生きていっているのか。と問いを立ててみると意外と答えが思いつかない。
客観的にみるとサラリーマンをして生活しているとしか言えないのだがなんとなくしっくりこない。
好きなことで生きていけているのだろうか。
仕事は不満もあるが好きだ。それで良いのか。
なんてことをぼんやりと考えている。
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