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「倉敷」というまち|私たちの2つの拠点

こんにちは、サムシングフォーの大橋です。
今回は 私たちの活動の拠点である「倉敷」と、2つの施設「The華紋」と「EYOHAKU」についてご紹介させていただきます。

こちらのnoteで初めましての方もいらっしゃるかと思いますし、
以前「はじめのお話」では、さらっと触れただけでしたので改めて知って頂く機会になれば幸いです。

日本遺産のまち 倉敷

私たちは岡山県倉敷市で
特徴の異なる2つの会場での結婚式とレストランを運営しています。
「倉敷」というと「美観地区、知ってるよ」とお声をかけて頂けることがあります。
いや本当に!ありがとうございます!!!
地元民からすると、知っていると言われるだけでなんとなくうれしいものなのです。
そんな倉敷、実は日本遺産に認定されていること、ご存知でしょうか。

美観地区3

認定されたのは平成29年(2017年)4月28日ですので、比較的まだ近年。
そもそも「日本遺産(Japan Heritage)」とは何かというと、
地域の歴史的魅力や特色を通じて日本の文化・伝統を語るストーリーを文化庁が認定するものです。
ストーリーを語る上で欠かせない有形・無形の文化財群を、地域が主体となって総合的に整備・活用し発信していくことで、地域の活性化を図ることを目的としています。

混同しやすいのが「世界遺産」「文化財」なのですが、世界遺産登録や文化財指定は、いずれも登録・指定されるものの価値付けを行い、保護を担保することを目的としています。一方で日本遺産は、そういった価値付けや保全のための新たな規制を図ることを目的としたものではなく、地域に点在する遺産を「面」として活用・発信することで 地域活性化を図ることを目的としている点に違いがあります。

認定されたのは
「一輪の綿花から始まる倉敷物語~和と洋が織りなす繊維のまち~」というストーリーで、この倉敷市のストーリーは31の文化財から構成されています。

内容はどんなものかというと、
400年前までは、一面の海だった倉敷地区。近世からの干拓は人々の暮らしの場を広げ、一輪の綿花から始まる繊維産業は、和の伝統と洋の技術を融合させながら発展を遂げ、倉敷を「日本一の繊維のまち」へと成長させてきました。その発展の軌跡こそが、江戸期の白壁商家群と、近代化を象徴する明治時代以降の洋風建築が調和する町並みを創り出す礎となったと言われています。 これらのストーリーを構成するのが31の文化財というわけです。

ここでは文化財について触れてしまうと大きく脱線してしまうのでご紹介のみとなりますが、詳しくはぜひ『日本遺産』で調べてみてください。

The華紋

私たちの拠点のひとつでもあるThe華紋は、上述の31の文化財の多くが存在する倉敷美観地区の中心地に佇む築230年の邸宅。
伝統的な日本文化に西洋の文化が融合する 大正時代を彷彿とさせる内観が唯一無二の場所となっています。

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実は外観からも倉敷の伝統的な建築技法を見ることができます。

下の写真の1階部分が「倉敷格子(くらしきごうし)」といいます。
上下に通る親竪子の間に,上端が切りつめてある細くて短い子を原則3本入れてあります。形式的には親付切子格子と称されています。
※竪子(たてご)とは格子や障子の縦方向の組子(くみこ)のことを言います。

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そして2階部分をご覧頂くと小さな四角い木の窓が見えます。
これを「倉敷窓」といいます。元来2階正面に開かれているもので、角柄窓形式の枠を組み,木地のままで竪子を3本または5本入れた窓のことを言います。


美観地区を散策してみると、同様の特徴を持った建物がたくさんありますので、
これがトレンドであったことがよくわかると思います。
散策やランチのついでにぜひ注意して見てみてくださいね。


EYOHAKU~ヨハク~

そしてもうひとつの私たちの会場が、EYOHAKUです。
こちらは先ほどの美観地区からは車で5分ほどのところにあります。

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スタイリッシュな外観が目を引くウェディングホール&レストラン。
全国的にも珍しいアーチ型の天井から優しい光が降り注ぐチャペルが人気。

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また、外からは見ることのできないインナーガーデンは緑鮮やかで明るく、パーティやイベントもできる広さを誇っています。このガーデンを臨みながらランチを楽しんで頂けるのです。

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華紋が「和と洋の融合」「ノスタルジック」「歴史ある」というようなワードで形容するのに対して
EYOHAKUは「スタイリッシュ」「シンプル」「モダン」「光が降り注ぐ」というようなワードがあてはまります。


訪れるすべての人に「喜び」と「感動」を

全く特徴が異なる2会場ですが、
訪れるすべての人に「喜び」と「感動」をお届けするために、スタッフが一丸となって日々お客様と向き合っています。これはもちろんオンラインショップの事業にも継承される思いでもあります。

次回からはまた舞台裏をお届けしていきますので、ぜひ楽しみにしていてください。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました!


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