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故郷未だ忘れ難く『富島松五郎伝』岩下俊作著

門司港に立つ、タワービル最上階で飲むサイダー。
懐かしくて、さまざまな思い出がある。
少年時代、僅か9歳まで過ごしたこの北九州市は、心の故郷である。

ここで、取り上げる1冊とすれば、岩下俊作 著『富島松五郎伝』である。この作品は、『無法松の一生』と言った方がわかりやすいだろう。

この本は、今、手元にない。宇都宮に住む学生時代からの親友に預けてある。もう40年の月日が過ぎている。お互いに還暦を過ぎた。

この薄い文庫本は、学生時代に古本屋で購った物である。ああ懐かしい。

西鉄電車
高塔山から若戸大橋、小倉方面を望む。
洞海湾から皿倉山を望む。
若戸大橋

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