見出し画像

子どもは3歳までに親に恩を返す



そう言われてる。

私には子どもが一人いる。

実際、3歳までに充分恩を返してもらったと思う。

授かった時の喜びや

体動を感じた時。

臨月まで逆子だったのが奇跡的に元に戻ったこと。

産まれた瞬間。

甘いにおいに包まれての授乳。

何年経っても覚えているものである。


一番嬉しかったのは。

子どもが2歳半過ぎた頃だっただろうか。

子どもと二人で並んで寝る直前。

子どもが私に

「まぁまぁ、ありがとう」

そう言って私の頭をポンポンとした。

あぁ、もう存分に恩を返してもらったな、と

その時感じた。

そして、この先何があっても

この子を守っていこう、と

決意した瞬間でもあった。

その子どもが今月から親元離れ生活することに。

さみしさはあるが

存分に愛情を注ぎ子育てをしてきた、と

私自身にやり切った感がある。

子どもの新たなスタートを喜んでいる方が大きい。

親として教えられることは限られている。

親元離れて学ぶことの方が

はるかに多い。


子どもの成長はまさにこれから。


どんな人生を生きていくのか

私は楽しみでもある。

子どもと一緒に成長させてもらったこの貴重な時間。

私にとってこの時間は

これからの私を生ききっていくうえでも

私自身の成長に大きな意味をもつ

大切で必要な時間だったんだと感じる。


そして、

親からもこんな風に愛してもらってたんだ、と

気付くこともできた。


貴重な学びの時間。


あと少しの時間、楽しもうっと。






この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?