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自己紹介 (1)

初めまして、まつなが ももこ と申します。


わたしはイラストも描くグラフィックデザイナーです。


某デジタル技術系の学校で
映像のコースに通っていたので、
映像も作ります。

一応3DCGも出来ます。
(ゲーム会社にいたことも)

アニメーターをやったこともあります。


典型的な器用貧乏ですね。


恐らく肩書はクリエイター、
あたりにするのが正解かも知れません。

しかしクリエイターという言葉があまり好きではなく
グラフィックデザイナー・イラストレーター
としています。

20代の頃、
ゲーム会社にインターン入社。 

家庭用ゲームのキャラをモデリングしたり、
(使用ソフトMaya)

そのキャラのテクスチャ(質感)を描いたり(photoshop)、

パッケージの絵を綺麗にしたり(photoshop、illustrator)、

下っ端の割に色々やらせてもらえる、
有難い環境で育てて頂きました。

PhotoshopやIllustratorは学校で学んではいたけれど、
やはりこの会社での実践と先輩のフィードバックにより
ビシバシ鍛えられました。

特にPhotoshopについてはそれなりに
思い通りの作業ができるようになったのです。

しかし好きなようで好きでないこと(ゲーム)を
仕事にする違和感を感じていました。

当時働く時間は上限がはっきりとしておらず、
働きたければいくらでも働けました。
さらにクオリティの上限がよくわかりませんでした。

わたしは働きすぎてしまい、
気づいたら涙が出ている
おかしな人になってしまいました。

会社の人間関係も相まって、
結局そのゲーム会社は退社しました。

ゲームの世界はわたしの毛色ではない。


なぜ最初から気づかなかったのかはわかりませんが、
わたしは、学んだことが活かせて且つおしゃれな(イメージの)、
ミュージックビデオ制作会社の面接を受けました。
好きなミュージシャンの音楽に合わせた自分なりの
ミュージックビデオを作って持っていき、
すぐに採用されたのです。


採用されてすぐ任された仕事は、
とあるミュージシャンの背景を
ひたすら抜く、という作業でした。

抜くというのは要するに
CGの背景と合成する為に、
映像の背景から
ミュージシャンの姿だけを切り取る事です。

一枚の写真なら数十秒で
綺麗にきりとれるでしょう(当時)。

しかし切り取るのはビデオです。

当時そこで作っていたビデオは、
一秒間に30枚の連続写真で出来ていました。
(フレームという)
要するに30枚の写真を音楽の長さ
例えば4分とかだとして、

単純計算で30×60×4で7200枚の写真を抜くのが
わたしに課せられたその日の仕事だったのです。


パス(点と線で形を作る作業)は
ゲーム会社で鍛えられていたので、
わたしの得意な作業でしたが、

朝おはようございますと出勤し、
ただ黙々と
ひたすら切り取っていく毎日。。

勿論いきなり大幅に動く訳ではないので、
完全に一枚一枚最初から抜くわけではないが、

一枚一枚少しずつ手足が違う方向に動いているので
その動きにパスの点と線を綺麗に丁寧に合わせていくのです。


毎日毎日頑張って作業しました・・・・・・

・・・実はこの作業、現代のAdobe製品では1秒でできます

果たして私のあの日々は何だったのでしょうか。。
中年の方は割と皆そう思っているのではないでしょうか。


これは魔法です。
中年のAdobe使いには
現代のAdobe製品は眩しすぎる魔法です。


最終的に話は脱線しましたが、
わたしの過去について、
そして現代の魔法について
お話ししました。


その後の半生についても
いつかまた書かせて頂きます。


最後まで読んでいただきありがとうございました。

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