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20240815_旬を逃す

明日は一日荒天のようなので、今日中に明日1日と明後日の朝を楽しめるものを調達しようと、仕事の休憩時間を使って近所の美味しいパン屋さんとスーパー目掛けて自転車でひとっ走り、と思いすでに60日間くらい24時間連続でクーラーの効いている部屋を出て、カンカン照りの表へと出た。
ひいふうと自転車を漕いで6,7分くらいの距離にあるパン屋さんに行った。見事にシャッターが下りていた。シャッターには味のある、有体に言えば雑な手書きのお知らせが貼られ、お盆休みの旨が記載されていた。「マジかあ」と情けなく声が出た。そのパン屋さんの素朴で美味しいクロワッサンをお昼ご飯にする気満々だったから。最近は年中無休のチェーン店も多いし、弊社がそうであるように一斉の夏季休業を設けるのではなく銘々好きな日程で夏休みを設定できる会社も増えてきているから忘れかけているけれど、お盆とはそういうものだと思い直した。素敵な個人店ほど、お盆はしっかり休んでいる。
それでもしょんもりと、きいきい自転車を漕いでスーパーに寄った。先々週買った桃や、先週買ったプラムが美味しく、夕食後のデザートに出したらオットが喜んだので、またそれら旬の果物が食べたかったけれど、桃の2個で698円という値段に怯んでしまい、買えなかった。先々週の桃は3個で、先週のプラムは6個で598円だったのに。698円と言う値段はもちろん出せない値段ではない。それでも、肉や魚に匹敵する、もしかしたらそれらよりも高い果物にビビってしまう自分に、とても情けない気持ちになる。せめて、と思い冷凍のブルーベリーを買った。そんな自分の諦めの悪さも、この場ではカッコ悪いばかりだと思った。
子供の頃、夕飯の後には必ず何かしらのデザートがあり、それは大抵季節の果物だった。春はいちごやキウイフルーツ、夏なら桃や梨やアメリカンチェリー、秋にはぶどう、冬にはりんごかみかん、グレープフルーツなど。母はそれらの果物の皮を剥き、タネを取り、自分の取り分を削ってわたしと妹に与えてくれた。あれはまさしく愛だったと、いまだからこそわかるし、沁みてしまう。
愛しているひとに旬の、栄養のつまった瑞々しく、神様の食べ物みたいに美しくおいしいものを食べさせたい気持ちは普遍的なものだ。でも今日のところは、オット、ゴメンネ。

■朝ごはん
🍴目玉焼き乗っけ丼 お茶碗サイズ
🍴蒸し鶏のスープ(蒸し鶏、ネギ、ごま油)
🍴昨日のバンバンジー

■昼ごはん
🍴ぶっかけ蕎麦(お蕎麦、納豆、ネギ、海苔)
🍴昨日のバンバンジー

■夕ご飯
🍴生姜焼き(豚ロース、千切りキャベツ、トマト)
🍴長いもとオクラの和え物(長いも、オクラ、麺つゆ、おかか)
🍴あさりのお味噌汁
🍴昨日のバンバンジー

昨日のバンバンジーが思ったよりも残り、一日半かけて食べきる。
子供のころ、生姜焼きは好きな献立ではなかったけれど結婚してから白ごはん.comのレシピで作ってみてから、生姜焼きの虜。
本サイトには非常にお世話になっていて、わたしの作る料理には母の味の面影はもはやない。白ごはん.comの味です。
ソースメモ:すりおろしにんにくと生姜をしぼった汁とみりんとお酒でお肉を漬けておく。しょうゆとお砂糖、ケチャップとごま油、絞った後のにんにくと生姜とを混ぜといて、最後にお肉を漬けておくのに使ったお酒とみりんを混ぜて、焼いて色を付けたお肉と玉ねぎに絡める。絶品。
長いもとオクラの和え物はたくさん残ってしまったので、明日のお昼にそうめんに乗っけて食べようと思う。

明日に備えて代謝を上げようとジムに行ったけれど、筋トレをしている時間よりもマッサージ機に乗っている時間の方が長かった。あと普段は食べないけどアイスバーを一本食べちゃった。そういう日もある。

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