「日曜の夜ぐらいは…」4話感想。
※ネタバレ含みます
なるほど、こういう方向性で話が進んでいくのか!
宝くじの必然性がよくわからなかったけど、今回の展開で納得。もしも3人でのカフェがうまくいかなかったとしても、かけがえのない経験にはなるはず…!
今いる環境から抜け出せなかった3人が、くすぶっていた3人が、なにかに前向きに取り組んでいこうとしている。それだけで、すでに尊い。
今回、特にぐっときたところが2箇所あって。
まず1つは、高校時代のサチが親友に放った言葉。「もう住む世界が違うんだから。もう話とか合わないし。部活とか受験とか大学とか男の子とか、もうわたしにはわかんないから。ないから。」が刺さった。
私は「想像力」なんてものは自分と似たような境遇だったり、自分が経験したり見たり聞いたりしたことでないと、働かないんじゃないかなと思っていて。だから「想像力」と言われているものは「知識がある」とイコールだと思う。自分とはかけ離れた境遇にある他人の気持ちを想像できる人なんて、あんまりいないんじゃないかな。(日本ってそういう教育、受けないし。)
性格が悪いことを言うけれど。
人生が大変な時に、
友達が納得する程度に相談して、相談にのってくれたことに感謝して、本当に大変な部分は見せないで、一緒にいる時間は心から楽しく過ごすなんて芸当できなくないですか?
できる人はいるだろうけど、私は無理。
だからサチと親友が離れるのは必然だった。
前向きになってきた今なら、話せるかもしれないけれど。
もう1つは、3人がピースでミネくんを迎えたシーン。
ミネくんと同じくなんだか泣きそうに…。みんなでずっと笑っていてほしいよ。
このドラマの世界は、3人とサチ母、わぶちゃん祖母、ミネくんやラジオ関係の人以外は最悪な人ばっかり。
中でもサチ父が気持ち悪い…。
娘にたかっている暇があるなら副業しな?
その反動か、3人の関係がきれいすぎるかもしれないけれど、日曜の夜ぐらいは、そんな関係を見たい。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?