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どうも新人不適合者です

こんにちは、112回看護師国家試験を自己採点で安心できる点数で合格し、2023年4月から某病院で新人看護師として勤めている者です。

新人看護師というものは国試を乗り越えたにもかかわらず、何も出来なくて、何も知らなくて、先輩に質問して、逆に質問されてわかんなくて凹んで、ミスして、ちょっとずつできるようになって、と思ったらまたミスして、劇凹みする。そんな生き物。
時には、とりあえず毎日出勤できたらえらい!
生きているだけでオッケー!と励まされたりする。
報連相もたどたどしくて、声、超~小さい。
自信持って声出せるのは「おはようございます!」「お疲れさまです!」くらい。体育会系。

日々「新人」看護師としての態度やら意識やらを全うするのに精いっぱいなのだが、
その「新人」ってもんに自分が向いていなさすぎる気がする。

①なぜか体調を崩しまくる。
出勤の日は絶対下痢をする。おかげで痩せた。
そして、元々面白くないくらい健康的な人間で、風邪はここ何年も引いていなかったのに、今は2か月連続で風邪を引いている。
たぶん自分でも気づかないうちに疲労がたまっており免疫力が下がっているのだと思う。
このご時世、風邪をひくとまあまあな日数出勤できない。
例のウイルスが陽性だったりすると、突然のトンデモ連休になる。
「毎日出勤できたらえらい!」が適用されなくなり、自分の価値とは…と死にたくなる。

②甘え下手がすぎる
下手ってもんじゃない、やり方が分からない。
何か困っていることはある?って優しく聞かれても「エッアッ…大丈夫です」って言っちゃう。死にたい。
先輩と雑談とか、冗談言い合うとか、一生できないまま終わるかもしれない。
ワカンナインダモン!!!
心、ヒラケナインダモン!!!!
懐の入り方とやらを教えて下さい。ピエンマル。
(ただのコミュ障なだけ)

③ちょっとした相談ができない
これは相談しないとまずい!って相談はする。できる。
でも②の甘え下手がすぎる件があるせいで、先輩との心の壁が常にあり、故にちょっとした相談ができないのである。
ちょっとした相談ができないってのは、細かいルールが存在しまくる看護の世界では結構しんどい。知らないことも増える。
結局悪いのは自分なんだけどな!死にた!

④普通に自信がない
最初から自信がありすぎるのもどうかと思うが、自信がないのに相まって、元々自己肯定感が低いのも、私の新人適合力のなさを表わしている。
新人看護師はとにかく毎日「知らんのだが?」の連続である。
学校で習ったことと臨床がなーんにも結び付かない、分からない、出来ないこと祭り開催中である。
故にミスしたり指摘を受けたりは日常茶飯事なのだが、
わたくし、失敗しても、ま、いっか☆で済ませられる性格をしていない。
小せえことで人生終わったと思うくらい凹むのである。
そして声も小さくなる(患者さんや同期と喋るときはデカボイスになる)
仕方ないさ、ずーっとこの性格なのだ。と思いつつ、生きづらくてツラッ!

⑤「生きているだけでオッケー!」がしんどい
そんなはずある?って思っちゃう。シンプルに。
生きているだけなら二酸化炭素やら尿やら便やらしか生み出してないし、病棟には何にも貢献していないことになるけど、本当にオッケーなん?オッケーじゃないじゃん?って思っちゃう。
せっかく病棟の仲間になれたのだから、生きているだけ・出勤しているだけ以外の所でも何か価値を見出したいなと思うわけですね。
ま、価値を見出すほど何もできていないんだけどね!
風邪引いて休んではっかだ死!まちがえた!だし!

結論、この新人看護師がひどい大賞を受賞できるくらい、私はひねくれているのである。故に不適合者なのである。
こんな新人不適合者ですが、3月まで新人全うしていきやすんで、どうぞよろしくお願いいたします。




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