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一番多くされる質問に答えてみた

こんにちは!
藤城颯眞です。

今日は空も晴れて、
暖かな風が吹いていますね。
あぁ、今にも目が閉じそうです。

いや、決して眠たいわけではありません。
ぱんぱんに腫れた目のせいです。

それでもまだ花粉症であることを
認めていない僕は、
今日も懸命にnoteを書いていきます。
 

つい先日、俳優として活動を始めてから、
一番される質問ランキングが発表されました。
(自分の中で)

先週だけでも3回くらい聞かれました。

「なんで俳優になろうと思ったの?」

そうやって聞かれてみると、
僕も真面目なもので、毎度毎度、
なんでだ?って自分に問いかけるんです。

そうすると、ぽわぽわと出てくる答えは、
なぜか毎回違うんです。

せっかくなので、これまで僕が答えてきた
きっかけたちをご紹介します。
少し長いですが、お付き合いください。


一つ目、『昔、芽生えたCMへの好奇心』
小学校の夏休み。
学校のプールから帰ってきて、
冷房が効いた部屋でアイスを食べる僕。
一度はやる気にはなったものの、
しばらく積み上げられたままの宿題を横目に、
寝っ転がってテレビを見ていました。

そこで流れてきたCMを見て、ふと、
「この人たちも部屋でこんな感じでCMを見てるのかな?寝っ転がってる時に、テレビで自分が出てるCMが流れてきたらどんな気持ちになるんだろう。」

これが、僕が一番始めに芸能の世界に関心を持ったときかもしれません。
まさか、本当にそんな瞬間が訪れるとは、
野球小僧だったあの頃には思ってもみなかったですが。

二つ目、『ダンス発表会の後の寂しさ』
小学生の頃からダンスをやっていたということは
noteにも書いたことがありますが、
中学、高校の間で一度離れて、
でもやっぱりダンスが楽しくて、
大学に入ってからまた始めたんですね。

2年に一回くらいのペースで大きな発表会があって、結構大きめな会場を借りて、
そこに合わせて何回も何十回も練習するわけです。
本番はもう、お祭りのように気持ちも高鳴り、
達成感も半端じゃないです。

そんなこんなで発表会を終えて、
会場を出てから家までの帰り道。
見にきてくれていた家族と夕飯を食べに、
いつものお店に行って、
いつもと変わらぬ接客をしてくれる店員さんに
注文をしながら、

「ああ、こんなにも楽しい気持ちになった今日も、この店員さんにとってはいつもと変わらぬ一日なんだな。」

そりゃそうだろって、書いていて思いますが、
それが何だかとても寂しく感じたんです。

これからもワクワクする毎日を送りたい。
そして、たくさんの人と共有したい。
そんな瞬間、空間を作りたい。
そこから、芸能というものに憧れを持ちました。

三つ目、『ドラマや映画に影響されやすい』
これは俳優になりたいと思ったきっかけとして、noteでも一度書いたことがあります。

“小さい頃からドラマや映画を見ることが好きでした。クローズを見てヤンキーになりたいと思ったり、ガリレオを見て科学者になりたいと思ったり、ブザービートを見てバスケット選手になりたいと思ったり、、

就活の直前、自分は何になりたいんだろうと考えたときに、
「あ、俺はそれを演じる側になりたいのか」
と思ったんです。”

数ある芸能ジャンルの中でも、
俳優になりたい!と思ったきっかけです。

四つ目、『ちょっとした気持ちでやってみたら、めちゃめちゃ楽しかった』

最初にオーディションに応募したのは、
夜遅くにお風呂に浸かりながら。
お風呂って、
たぶん頭を使うことがないからでしょうね。
普段考えないようなことを思いついたりするじゃないですか。笑

珍しくお風呂に携帯を持ち込んで、そうしたら、
俳優って今からでもなれるんだろうかって思って、色々検索しだして、
そして一番最初に応募したのが、
主演を務めさせていただいた
「ネイビーブルーを抜け出して」。

まさか演技未経験の自分がですよ。
あれから2年くらいになりますが、なおさら、
超奇跡的な巡り合わせだったなと思います。

監督が言うには、役に対する説得力があった。
たぶん、その頃の僕と、ストーリーが、
偶然にもマッチしていたのかなと思います。

そこから徐々に活動が始まって、
たくさんの経験をしていくうちに、
俳優ってなんて楽しい仕事なんだ。

もっとたくさんの役を生きたい。
もっとたくさんの作品を作りたい。
もっとたくさんのことを届けたい。
そんなふうに、どんどん好きになっていきました。



「なぜ俳優になったの?」
「やってみたらすごく楽しくて、
 やめられないんだ。」

文章にしてみたら、
これ全く回答になってないじゃんと思いましたが、最近ではこう答えることが多いです。

きっかけってこんなにコロコロと変わっていいのかな?あれ?おかしいな。
そんなに俳優になりたいって思ってないのかな。

きっかけってもっと、
ばん!って、
これがきっかけです!
これが僕を突き動かしています!って、
そんな感じじゃないとダメなんじゃないのかな。

そうやって自分を疑ったこともあります。

いやでも、そんなことはない。
就活終わりの冬休みを最高に楽しんでいる同級生を羨ましく思いながら、
200円を浮かせるために30分歩くことを躊躇なく選択する日々を送りながら、
それでも俳優として生きていきたいって思う、
この思いは紛れもなく本当だ。

きっかけってなにも、
一つだけとは限らないのではないか。

きっかけは気付かぬうちにどんどんと積まれていって、それがある拍子に自分じゃ抑えきれなくなって、気がついたら突き動かされてしまっている。
シーソーのようなものなのではないか。

そんな考えでも、いいのではないか。

きっかけには大きいも小さいもあっていい。
あの人にお会いしてだったり、
あの映画を見てだったり、
そんな人生をガラッと変えてしまうワンシーンも
あるかもしれないけれど、
小さなきっかけがたくさん積もって、
気がついたら自分を突き動かすほどになっていた。そんなこともあるんじゃないだろうか。

「やりたいことが見つからない。」
「どうしたらやりたいことを見つけられるの?」
そうやって、悩む人も多いと思います。

僕もずっと追いかけていた、
甲子園という夢がありました。
でもそれは18歳までしか叶えられないし、
職業にもできないものです。

大学へ進学するべきかどうかも、
とても迷いました。

やりたいことはないのか?
行きたい学校はないのか?
先生たちは当たり前のように聞いてくるけれど、
「無いものは無いんだよ!」と、
すらすらと志望校を書いていく友達を見て、
「やりたいことがない自分はおかしいのかな?」と、とても悩みました。

とりあえずやりたいことでも探しに行きなよと、
総合政策学部総合政策学科という、
あまりにも抽象的すぎる学部に、
とりあえず四年間、
やりたいことを探しに行きました。

やりたいことや人生の生きがいを見つけるには、
どこかに転がっているきっかけたちを、
集めていくしかないのだろうと思います。

もしかしたら、自分が気づいていないだけで、
あと少しでシーソーが反転しそうなことが、
他にもあったりするのではないでしょうか。


今回は俳優になりたいと思ったきっかけに
ついて書こうと思ったのですが、
またどんどんと熱くなってしまいました。

今月から演技ワークショップに通いはじめて、
勉強の日々、悔しい日々ですが、
何よりも、楽しくて楽しくてたまりません。

早くみなさんに届けられるように、
今日も明日も頑張ります。

季節の変わり目、風邪をひかないように
みなさんお気をつけください。

元気あっての自分、
元気あっての日常、
元気あっての幸せです。
なんか違和感ある文章ですけど、
お身体を大切にお過ごしくださいと言いたいのです。笑

ということで、
今月も最後までお付き合いいただき
ありがとうございました。

また来月、
元気にお会いしましょう!

藤城颯眞

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