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それに乗って出発するには 自力での最初の一押しが必要だ
燃料は十分なはずだが セルモーターはさびついてしまった 押しがけで行こう
ひとたび前へ進み始めれば あとは進む量を調節するだけでいい
景色は次々と前からやってきて 自分の頭脳を掠めていく
けれどこの景色は
前に進むことで得られているという事を忘れてはいけない
旅をやめた時のために
今も景色は次々とやってきて、自分の頭脳を撫でていく
次に停止する時期を 場所を探しながら 燃焼量を調節していく
思考の荷車走らせる けたたましい動力機関
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