【道具】#2 剪定バサミ
自然環境に手を入れるときの動作は、掘る、切る、叩く、が基本になる。僕の腰にぶら下げる道具もこのいづれかだ。
切れ味のいい剪定バサミはストレスがない。ストレスがないから安全、作業効率、仕上がりの良さがあがる、と思う。
僕が愛用しているのは二挺ある。
一挺目が岡恒(おかつね) 剪定鋏 180mm。
剪定バサミは種類が多くて、結局どれを選べばいいのかわからないことも多く、何せ試し切りもできない。まずはこれ!としてお薦め。
僕の手のサイズ(手袋はL)で180mmはとても扱いやすく18mmくらいの径の枝ならスパッと切れる。落枝を切り揃えたり、伐採した木の枝を落とすのに都合がいい。自然には同じ長さ・同じ形の枝はないので、手を入れて都合のいい長さや形を整えていく。作業の開始から終わりまで常に大活躍する。
もう一丁がARS(アルス)のミニチョキ。
15mmの枝まで切れるのだけど、もう少し細い枝に向いている。ARSのハサミもとても良く切れる。切れ味は、岡恒よりも少しぬめっとした切れ味。これはこれで好きな切れ味。
剪定バサミは、枝打ち、剪定、枝の加工などに大活躍する。
ケースに入れ、ベルトから下げる。使用後は、布でよく拭き、油をさすのを忘れずに。
(写真・文:マサ)
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