滝修行を通じて、ツアーの提供価値を考えた
こんにちは！
株式会社ヤトラ代表の田代 蒼馬です。
ヤトラは訪日外国人向けツアー・メディアを運営するインバウンド特化の旅行会社です。
クリスマスイブの12/24に、大阪南部の「勝光寺」という寺で滝行にトライしました。
結論、今回経験した修行体験が、自分自身を見つめ直すきっかけになりました。「己と向き合う機会を提供する」ことも、訪日客にとって大きな付加価値になるのではないかと思うようになりました。
今回は修行経験〜僕の思考の変遷を記していきます。
修行体験を振り返る
インバウンド事業をやる中で大切にしているが、事業を提供するメンバー自身が「日本の魅力を知り、伝えていくこと」です。
チームの集まりでも、浅草でどじょうを食べたり、新年は餅つきを企画したり…といった感じです。
率先して日本文化を体験したい（滝行をしなくては…！）という思いから、お寺に申込メールを送りました。
1日修行コース
9:00 - 17:00
・人間繁盛学
・読教
・座禅
・滝行
・昼食
・人間繁盛 商道学
※経営者・リーダー向きの講義になります。
こちらが修行体験のスケジュール。
気温2度の中行われた滝行は、本当に寒かったです…
2024年の目標や成し遂げたいことを叫び、両手を合わせて滝に打たれるのですが、正直寒さで頭がふっ飛びそうになりました笑
ですが、「極寒×裸で滝に打たれる」という通常あり得ない経験を終えると、小さな達成感・喜びを感じました。不思議とスッキリする感覚です。
体験造成において、相容れない○と△を組み合わせる発想は、大切にしていきたいと思いました。
和尚から「人間繁盛学」を教わる
この修行体験のハイライトだったのが、勝光寺の和尚・井本全海さんより「人間繁盛学」を教わったことです。
”人間の原動力は本能である「動物性」であり、それを活かすために理性と呼ばれる「人間性」日々培わなければいけない。それが人生。”
というのが和尚の提唱する人間繁盛学です。
例えば、人間のマイナス思考は「動物性」であり、本能的に仕方のないものだと受け入れます。一方でプラス思考は「人間性」であり、日々の生活の中で高めていけるものだ、というのが人間繁盛学の考え方です。
先生から人材育成の観点からもこの観点は有効だと教わり、自分やチームメンバーがどうなっていたいかを考えた時に、「マイナス思考よりプラス思考」「怠惰より勤勉」…といったように、仕事を通して人間性を成長させていきたいと思いました。
頭を鍛えるには、ひたすら本を読むのが良いそうです。
ツアーを通して提供したい価値
修行体験を振り返ると、動物性⇄人間性という興味深い考え方を知れたこともそうですが、体験を通して「どういった組織にしていきたいか」「会社として何を成し遂げていきたいか」といった「己と向き合う機会」を得れたことが何よりも収穫でした。
人と会う、本を読む….人が学び、自分自身と向き合うきっかけは様々だと思いますが、「体験」がそのきっかけになり得ることを感じた機会でした。
ふと、自分自身の旅を振り返りましたが、印象に残っている体験には何らかの感情が紐づいています。そうした感情が、様々な気づきを与え、人生を豊かにすると信じています。
「こんなパーソナリティがあるのか」と衝撃を受けて、自分自身や友人の性格を考えた。
交通ルールがないような道路状況に衝撃を受け、日本の整備された環境にありがたみを感じた。
アクセスの難しい地域には、まだ見ぬ自然が眠っていることを再認識。旅意欲を刺激された。
こういった、感情を揺さぶられて、己と向き合う機会を創出できるのが旅の良さだと考えています。
「人生の分岐点になる旅を創る」というミッションのもと、「人との出会い」や「新しい経験」を重視していましたが、己と向き合う機会を作れるような「新しい学び」も、事業を通して提供していきたいです。
「訪日客に新しい学びを与え、己との向き合う機会を創出することで、彼らの人生を変えていく」そんな事業を創っていきます。
引き続きインバウンド事業の発信をしていきます！
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株式会社ヤトラは、インバウンド特化の旅行会社です。
月間1,500名を超える現地体験型ツアー・100万PVのSNSを運営しています。
ヤトラは、ヒンディー語で”旅”。
私と共同創業者の黄が、19歳の時インド・カルカッタで出会いました。
そうした出会いに象徴されるような、「人生の分岐点」を創っていきたいという思いで事業を運営しています。
ツアーガイド・英語を使う事務スタッフなどの仲間を幅広くを募集中です。
現在日本全国に50人の仲間がおり、副業会社員・プロガイド・フリーランス・学生・主婦など様々な方が活躍しています。
ご興味がある方は、会社ホームページの問い合わせフォームもしくは私のSNSのDMにお気軽にご連絡ください。
いつでもメッセージをお待ちしております！！
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