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猫は天才エンジニア

プログラミング入門者向けの有名な本に「猫でもわかるC言語」というものがある。C言語に限らず、ゲームプログラミングなどもあり、シリーズ化されていて、かなり売れている。

しかし、このシリーズをプログラミング初心者が手に取ると、大体の人間が自分は猫よりも頭が悪いことを思い知らされてしまう。いや、猫が天才であるということに気付くのだ。

さらに猫はこのシリーズの本だけでなく、あらゆる技術記事のタイトルにも使用されているので、とても多くの技術を会得している。猫、恐るべし。

まあ、ここまでは冗談だが、このシリーズの本はあまりよろしくないと思っている。なぜなら、初心者を対象としているのに、2進数の話やメモリの話から始まってしまうから。初心者からすると、何が基礎かも分からないので、この内容がプログラミングで必須の知識かのように思えてしまう。

実際には、2進数やメモリの話を理解せずとも、コードは書ける。より良いコードを書けるかどうかは別として。
実際にコードを書く前に、少し難解なプログラムの仕組みの話で挫折してしまう人も多いと思う。

さらに、タイトルでは「猫でもわかる」と謳っているので、とても基礎的な内容で自分は挫折してしまったと勘違いしてしまうかもしれない。これは非常に勿体ない。こういった誰かの可能性を潰したり、誰かを傷つけてしまうような見せ方は避けるべきだなと強く感じる。

ここまで、猫でもわかるシリーズを批判しながら、このnoteで何を伝えたかったは分からないが、このシリーズでプログラミングを挫折してしまった人がいれば、諦めないで欲しいと伝えたい笑。

猫は天才なのだ。

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