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責任者に“任せて任さず”実践中【情熱社長倶楽部】VOL.126

平素より大変お世話になっております。
ソリューションの長友です。

一気に秋らしい気候になりました。
体調など崩すことのないよう過ごしていかなくてはいけませんね。


さて、弊社も10月から下半期となり、
心機一転、新たな役割を全うしようとしているメンバー、
戸惑いながら過ごしているメンバーなどさまざまです。

「それぞれの頑張りがあるからこそ“組織”になるのだな」
と思いながら、一人ひとりの挑戦を楽しんで見守っています。


このようなメンバーの姿を見ていると、
最も葛藤しているのは彼・彼女たちをまとめる責任者です。

信頼できる責任者だからこそ、
今の葛藤を乗り越え、共に組織をつくるために、

責任者本人は気づいていない課題を認識してもらうことや、
アドバイスが必要な時があります。

どのタイミングでアドバイスをすることが最も効果的なのか、
迷う瞬間も多くあります。

しかし、迷っている間にも組織は前に進みますし、
組織における「小さなズレ」はどんどん大きくなってしまうので、
適切にアクションをしかけることが大切だなと感じる日々です。


そこで私は、改めて責任者の“個の強み”を活かしながら
“会社として大切なこと”を大切にしていくために、
責任者とマネジメントにおける約束をしています。


それは、

「会社の理念、ミッション、ビジョンから
 ズレたと感じたマネジメントをしていたら、
 必ずこちらからリクエストを出すから、
 それまでは好きにやってよい!」

というものです。


このような約束をすることで、

責任者はより“個の強み”を活かして
自由に動くことができるでしょうし、
経営者である私との認識を確認しながら進むことができます。

それが結果、組織の中の「小さなズレ」に気づき、
共に理想の組織をつくり上げることに
繋がるのではないかと考えています。


だからこそ、ここぞ!という時には
責任者に厳しく伝える場面もあります。


そしてこれこそ、松下幸之助さんがおっしゃる
「任せて任さず」の考えではないかと思っており、

約束をすることで「いつもちゃんと見守っている」という
メッセージを伝えることにもなるのだと解釈し、
責任者に関わっています。


ここから責任者に
どのような変化があるのかを楽しみにしながら、

今後も“責任者の個性や考えを活かすこと”
“企業として大切なことを伝えて続けていくこと”
の両方を大切にしながら、
組織づくりをしていきたいと思います。


読者様も是非、経営者と責任者の方の間で、
「共に組織をつくるための約束」を
交わしてみてはいかがでしょうか。

約束しているからこそ強く伝わること、
変化することが、たくさんあると思いますよ。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。


長友 威一郎



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