組織が本当に変革するタイミングとは
皆さまこんにちは、
ソリューションの濵川です。
今回はお客様とのご支援を通じて感じた
仕事のやりがいについてお話させていただきます。
あるお客様とのプロジェクト支援が、
いよいよ今月で最終回を迎えます。
出会いは5年程前、ご支援がスタートしてから約2年。
社長様が次の経営者様に引き継ぐ時を見据え、
新たな経営幹部の皆様を筆頭に、
“次世代の引き上げ”をテーマに取り組んできました。
思い返せば、ご支援が始まった当時は
お伺いするのがちょっと憂鬱でした(笑)
明らかに歓迎されていない空気感や、
直接社員様から
「コンサルタントという職業は全く信用出来ない」
といった言葉をもらったこともありました。
そして
・プロジェクトが定刻にスタート出来ない
・欠席者が半数になることや遅刻者もチラホラ
・こんなことやって意味あるのか?といった疑心の空気感
という状態が続いていました。
こういった状況であれば、
私に依頼をしてくださっている
経営者の立場からすれば、
様子を見かねて、口を出されることや
私自身に対して不満があっても
おかしくは全くありませんでしたが、
むしろ、小さな良い変化に気づき
皆様が主体となる場として見守る
スタンスを貫いてくださいました。
そこから約2年ほど経ち、今では、
プロジェクトは会社の重要機関となり、
会社としての大きな決定事項が生まれ、
実行検証される場として機能しつつあります。
またご参加されている皆様も、難しい課題に
直面した時に「出来る方法考えよう!」
といった前向きな発言も増えてきました。
まだまだ些細と言えるような変化かもしれませんが、
関わらせていただいている会社様の社員様の表情や発信、
行動の小さな変化といったものは
何よりも嬉しく、喜びでもあります。
ただ、喜びを感じる一方で、その喜びで
満足してしまってはいけないと思っています。
それは、ソリューションと離れた後、
お客様が成長し、自走しているかどうかが
重要だからです。
業績への反映という意味でもそうですし、
お客様が自走出来て初めて、
自己満足ではないご支援が出来たと
言えると思っています。
そういう意味でもすぐに評価できないこの仕事で、
喜びを実感することは簡単ではありませんが、
むしろそれがやり続けられる理由かもしれません。
今回最終回を迎えるお客様とも2年後、
3年後にプロジェクトがお客様の成長の
ターニングポイントだったと言えるような場を
作っていきたいと思います。
最後までお読みいただき、
ありがとうございました。
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