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【お知らせ】探究型高校生育成プロジェクトの始まり

こんばんは、ソルティーです。

NPO法人 教員支援ネットワークT-KNITでまた新しいプロジェクトが立ち上がりました。

その名も探究型高校生育成プロジェクトです。


これの背景には『探求』って?ということもあり、自分で最初から最後まで実践していくという経験が、あまりにも少ないのではないか?という背景があります。

そこで先生が自分の学校の子どもたちを巻き込んで、やりながら実践型の学びに繋げていこうというもの。


高校生たちは素直な欲求で、「ボランティアをすると推薦がいただけるかも…」なんてメリットを感じている子が結構いました。

実際、ボランティアの目先の利益と言ったらそれくらいしかないかもしれません。

でも、そんな目先の利益なんか霞むくらい、大きな学びがボランティアにはあったりして、その体験がここでできるんだったら嬉しいなって思います。


ちなみに今回は子どもの支援に見えますが、実際は教員支援に繋げていく予定になっています。

今回のプロジェクトリーダーのいがぐり先生はちゃんとそのあたりまで考えてくれていました。


実際、先生たちは『探求学習をしろ』と言われても何をしたら良いか分からないという迷いがたくさんあります。

そんな中で、こんな方法もあるんだよ、こういう関わり方をすると生徒たちが主体的に考え始めるよみたいにノウハウを集めて、パッケージにする予定だそうです。


これは先生たちにとって見たら、良いサンプル。

「そうか、こうすればよかったのか!」みたいに背中を押されて、自分の学校でも…みたいな動きになってきたら良いなって思います。


もちろん、その時に自分たちはどのようなサポートができるかはわかりませんが、まず第一回目となる今回のプロジェクトを形にすること。

成功は高校生たち自身がどんな学びをするかどうかにかかっていると思いますが、自分たちの成功は高校生がどんな時に迷い、どんな言葉がけをしたらやる気が出てくるのか?をよく観察し、それを言語化することなのではないかなと思ったりしています。


そういう意味で、今回のプロジェクトもすごく楽しみ!

多くのメンバーでミーティングをするプロジェクトはまたまたワクワクするものでした。

こんな風にメンバーが楽しみながら、自分のやりたいことを素直に実験していってくれることは本当に嬉しいです!


そんなわけで…

高校生は子どもと大人の境目。

見た目は子どものようでも、体つきも思考も大人とほぼ変わりません。あとは殻を破るだけ。

たくさんの高校生が関わっていますが、一人でも多くそんな殻を破る体験をしていってもらいたいなーって思っています。

そんなことを思う今日このごろでした。


T-KNITの説明会、3ヶ月ぶりに行います。

大体3ヶ月に一回しか開かないので、もし興味があるという方はぜひおこしください。


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