学校運営協議会を本当の協議の場にする
コミュニティ・スクールの肝の一つ。それが協議の場『学校運営協議会』です。
しかし、学校運営協議会を学校主体に任せると『報告会』になってしまうことが多々あります。
もちろん、そうしようと先生たちは悪だくみしているわけではありません。協議とは何をするものなのか?どうやって決定していくのか?という、話し合って決めるということに慣れていないことが多いのです。
そういう空気を察して、
「学校運営協議会の準備はこちらにお任せください」
「司会など回すこともできるので、こちらでも手伝いますね」
と半年以上かけて少しずつ役割を渡してもらうようにしました。
で、ついに前回の学校運営協議会は
・地域側が学校運営協議会の次第を作る
・事前に資料配布を行って、始まる前から目を通してもらう
・ファシリテーションを地域側(まぁ、僕ですけど)が行う
・先生と地域、保護者、教育委員会の4者を揃えて協議する
ということができるようになりました。
おかげでいつもは2時間半以上くらいかかっていた話し合いが、90分ですべての協議を終え、確実に一歩先に進んだ!という状態になれました。
こんななんてことないだろうって思うことでさえも、学校と一緒に足並みを揃えて行うと簡単にはいきません。
簡単ではないからこそ、そこを理解しつつ、少しずつ歩み寄る。
この『少しずつ』というのがじわじわ効いてくるんですなぁ。
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