Week7_得点後

初出場、初スタメン、、、記録尽くしな初勝利！！

ソルティーロアンコールFC

5/12(日)、カンボジアリーグ第七節キリボン戦が行われ、見事1-0で今シーズン初勝利を挙げることができました。

応援ありがとうございました！！

この試合は、出場停止、家庭の事情、ケガなどで試合に出場することができない選手がいたため大幅にメンバー変わって臨んだ試合でした。

スタートイレブンの中で注目は2選手。

背番号21 GK 「本山航大」選手

と

背番号33 MF 「Roth Somnang」(ナン)選手

です。

まず、本山航大が注目選手の理由は、プロデビュー戦だったからです。

昨シーズンは、キーパーコーチ兼スタッフとして働き、今シーズンから選手兼キーパーコーチというポジションを勝ち取った本山選手。これまでの試合は*外国人枠の関係などもあり試合に出場することができませんでした。


（以下のnoteはシーズン開幕前の本山選手のインタビューです。本山選手の想いが書いてあります。）

https://note.mu/soltiloangkorfc/n/n488cd4a1ae35

*外国人枠・・・登録選手は5人まで。同時に出場できるのは4人まで。SOLTILOには、FW菊地佑太選手、MF木暮郁哉選手、MF海野智之選手、DF藤原賢土選手、GK本山航大選手の5人が在籍している。

試合前は「俺が無失点に抑えて勝ってやる」と言っていたものの、緊張している様子が見えました。しかし、試合が始まると後ろから声を出し、チームをまとめていました。

何度もピンチがありましたが、体全体を使い90分間ゴールを守り続けました。

本山航大選手インタビュー

―プロデビュー戦となりましたが、試合前は緊張しましたか？
「試合前はいつも通りの緊張でした。しかし、試合が始まると、今まで経験したことがないような緊張感がありました。開始のホイッスルが鳴って、終了のホイッスルが鳴るまでずっと緊張していました。」

ー試合中はどういう想いでプレーしていましたか？
「試合開始前に賢土さんと郁哉さんから言葉をもらいました。賢土さんからは、『負けてる状況も考えながらプレーしろ』と。常に最悪の状況を考えながらプレーしました。郁哉さんからは、『楽しんで』と笑顔で一言。それでもとても緊張してましたが、一瞬一瞬のプレーを噛みしめながら楽しみました。」

ーホイッスルが鳴り、試合が終わった瞬間は何を思いましたか？
「勝ったこと、チーム全員が戦っていたことにとても喜びを感じました。そして喜びと同時に無失点に抑えることができてホッとしました。」


続いてナン選手。

ナン選手が注目選手の理由は、プロ初スタメンだったからです。

ナン選手は昨シーズンからチームに所属しており、現在16歳です。驚異の2002年生まれ。日韓ワールドカップが開催された年に生まれました。

前節のArmy FC戦で後半途中出場でプロデビューを飾り、今回スタメンに抜擢されました。

試合終了間際に交代するまでピッチを駆け巡りました。

プロで長時間のプレーが初めてということもあり、後半は苦しそうな時もありました。相手に激しくプレスをかけられ倒れることもありました。

しかし、倒れても倒れても立ち上がり、懸命にプレーし続けました。チームのために一歩でも足を前に出す。そんな思いが伝わってきました。

ナン選手インタビュー


ープロ初めてのスタメン出場でしたがどうでしたか？緊張しましたか？楽しめましたか？
「はい今回が初めてのスタメン出場でした。素直に嬉しかったです。それと同時にとても緊張しました。全力でプレーするだけだと覚悟を決めて戦いました。でも、終わった後は本当に疲れました、、、（笑）また試合に出場できるよう頑張ります。」


また、途中交代で出場した２選手、

背番号18 DF 「Boun Vicheka」(トーレス)選手

と

背番号20 MF 「Eam Ratana」(トイ)選手

もプロデビュー戦でした。

試合出場時間は短かったですが、プロの試合に出場した選手にしか分からないことを経験することができたのではないかと思います。

トーレス選手インタビュー

ー初めての公式戦のピッチはどうでしたか？
「Metfone Cambodian Leagueで初めてプレーできたことはとてもよかったです。私は、全ての試合でいつでも出場できるよう準備をしています。今回は良い経験ができたので、これからも試合に出場できるよう努めていきたいと思います。」

トイ選手インタビュー

ー初めてプロのピッチで試合をしたわけですが、どうでしたか？楽しかったですか？難しかったですか？
「自分にとっては初めてのことであり、難しかったです。」

ーどのように難しかったですか？
「とてもナーバスになってました。」

ー試合が終了したとき何を感じましたか？
「とても嬉しかったです。自分はミスをしなかったので。そしてもっと勝ちたいと思いました。」

若い選手が次々と試合に出場いているSOLTILO！！選手個人個人、そしてチームの更なる成長が楽しみです！！

実は、スタメンの平均年齢は23.2歳、出場選手の平均年齢は22.5歳という若さでした。

若い選手の成長はチーム全体のレベルアップにつながります。そして、チーム内での争いがさらに激化することが予想されます。

成長のスパイラルができてどんどん成長していきたい。

次節は5/18(土)、ホームにプノンペンクラウンを迎えての試合です。ホーム初勝利を目指して戦います！！

たくさんのサポートありがとうございました。これからも応援よろしくお願い致します！！




≪番外編１~母の日~≫

5/12は母の日でした。

決勝点を決めた木暮郁哉選手。

ここで結果を残すのが木暮選手ですね。Happy Mother's Day!!


≪番外編２~キャプテン~≫

SOLTILO Angkor FCキャプテン菊地佑太選手。

彼の姿はピッチにありませんでした。イエローカードの累積で出場停止。

試合前、ハーフタイムは選手を励まし、試合中はベンチの外からプレーを見守りました。

試合後は選手をねぎらう彼の姿がありました。（写真一番右）

チームが勝った嬉しさとその場に自分がいない悔しさ、責任などたくさんのことを感じていることと思います。

次節、ピッチに帰ってきてどのような姿を見してくれるのか、期待です。

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