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日本が幸せになるブロック外し

思い込みで自分を責めないで!

無意識にあるんです。思い込み。
何故だか、潜在意識の奥底に入り込んでいて
自分でも気がつかない間に、チクチクと自分を責めている
そんな方も多いと感じています。
父の話をさせてください。


父は62歳でスキルス性のガンで亡くなりました。何故、ガンになったか、今ならわかるのです。
父は、ずっと、無意識に自分を責め続けていたに違いないのですから


昭和3年生まれの父は、日本が大東亜戦争で勝利し続けた時代に多感な少年時代だったといえます。

数々の戦いに勝利し、植民地にされていたアジア諸国を、次々解放していくカッコいい兵隊さんに憧れていたようです。
早く自分もお国のために役に立ちたいと願って、軍事工場で働いていました。

浅草に住んでいましたから、東京大空襲で焼け出され、大家族で千葉県松戸市まで逃げ延び、慣れない農作業をせざるをえなかったのです。

17歳で終戦。

単身、東京に戻り、働きながら大学を卒業するというのが、どんなに大変な事だったか想像もつきません。

父は、あまり話をしてくれなかったので、今頃になって、その苦労を思うと、父を尊敬する思いがあふれ出てきます。

そうして苦労して、小学校の先生になったはずなのに、

(父は、保護者として参観にきた教え子の姉に一目惚れ♡押しの一手で結婚にこぎつけたのが母でした)

私の幼い頃には、父はすでに会社員でした。

いつだか父に「なんで、学校の先生、やめたの?」と聞いてみると父は、しばらく何も言わず、一言「日教組が!」とだけ、吐き出すようにいったのでした。


日教組が?

わたしには、その意味がわからないままずっと過ごしてしまいました。


最近になって、戦後GHQの占領政策の中で、日本に誇りを持てないような、誤った歴史観を小学校から植え付けようという意図があったと知りました。


父は、GHQの占領下、どんな思いで日々を過ごしたのでしょう?

自分が憧れていた兵隊さんが、アジアを救う英雄ではなく、侵略をもくろむ戦犯だった?!

そう洗脳させようとする脅威に対して

祖国に裏切られた思い?

裏切られたと祖国を疑う自分への怒り?

英雄を戦犯として、デタラメな裁判で簡単に処刑していくアメリカに対しての強烈な怒り?

許しがたいアメリカのおかげで豊かになっていく現実への憤り?

鬼畜米兵と言っていたくせに、いとも簡単に手のひらを返した社会への憤怒?


強い怒りや憤りが、父の意識を揺さぶり続けたにちがいありません。

そして、洗脳教育を強いる日教組に、迎合できずに教師をやめたのでしょう


自分の葛藤を、すでに洗脳された妻にも言えず。。。

(母は、過去の教科書の優れた部分を、自ら黒く塗りつぶさせられた世代)

まして、洗脳教育を受けた娘たちには、自分が憧れていた日本兵への思いも伝えられない寂しさ


父は、「人として、どう生きるか」という、自分の信念を、娘に見せる事ができませんでした

「人に迷惑はかけるな」

父に教わった事は、それだけだったような気がします


毎日、まじめに会社へ通い

なんの遊びもせずに、早く帰宅して、

思考から逃げるように、毎日、飲めないお酒を飲んでいました。


今日、私は父の仏壇に、この本「空の神兵と呼ばれた男たち」と供えようと思います


インドネシアのパレンバン落下傘部隊で活躍した奥本實さん
貴重な当時の日記を、息子さんの奥本康大氏が、出版したものです

「お父さんが憧れた、こんな素晴らしい兵隊さんたちのおかげで
日本は、植民地にならずにすんだのですね」と

言ってあげたら、きっと、喜ぶだろうな
お父さん。


ぜひ、奥本さんのお話を聞いてみてください

日本中で「日本は、戦争で悪いことをした」という思い込みが外れると

幸せな子ども達が増えるかもしれませんよ

各地で公演会が開催されています。


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