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mmhmmはビデオ会議を、世界を変える

1.ビデオ会議を抜本的に変えちゃう「mmhmm」リリース

元Evernoteのフィルが世界を変えてくれました!
すでにあちこちで話題の「mmhmm」が、オンラインビデオ会議に抜本的な大革命を起こそうとしています。そしてビデオ会議のみならず、オンラインにおけるさまざまな情報発信そのものまで大きく変えようとしています

コロナ禍の中ですっかりおなじみになったTeamsやZoomを使ったオンラインビデオ会議ですが、発表資料を見せるたびに「それでは画面を切り替えます。見えてますか?」ってお定まりのセリフを何度言ったことでしょうか。そして見る方も次々に切り替わるパワポの画面と説明者の音声をどれだけ聞かされたことでしょうか。
「mmhmm」はそのビデオ会議における陳腐なプレゼンを根本から変えようとしています

2.つまらないビデオ会議のプレゼンがエンターテインメントに!

リモートワークの中で、朝から晩まで続くオンラインビデオ会議がごく当たり前になり、いわば働くビジネスマンたち全員がいわばYouTuberになっちゃったわけですが、当然ながらその映像演出手法は未熟も未熟・・・
“絵”としても、ただの顔のワンショットが普通、中には顔を出さないケースも多く、プレゼンするときには画面を切り替える・・・そのときにはPC画面が全画面に広がり、音声だけでプレゼンしながら、パワポ画面をパチパチと切り替えていくのが常でした。もちろんプレゼン中は顔の表情はもちろん、身振り手振りも一切使えません。

ところが、この「mmhmm」(日本語では非常に発音が難しい…「ムーフー」とでも書きましょうか)を使えば、自分の顔を写したまま、背景にPCやスマホ画面を自由に配置し、さらに顔の大きさを変えたりフェードを掛けたりと画面効果も自在に展開できるのです

話している人の顔、手振りが見えないというのはプレゼンのアピールにおいうては大きなマイナスです。でもmmhmmを使えば、重要なパワポのポイントに自分の顔を持ってきたり、身振り手振りつきで、スマホ画面のアプリのUIを説明したり、映像やウェブページをバックに写しながら解説したりと、
凡庸なプレゼンが、「サタデーナイトライブ」のようなエンターテインメント感あふれる演出に大きく様変わりします

3.変えるのは会議だけじゃない、世界を変えるのです

オンラインメディアのVergeでは、すでにこれはビデオ会議だけではなく、ギターなどのオンライン授業だったり、遠隔医療など、オンラインにおける情報発信全体に大きな変革をもたらすのではないかと推察しています

コロナ禍の中で、日常の会議やミーティングなどのビジネスはもちろん、音楽や演劇などのエンターテインメント、さらには飲み会やデートなどのプライベートまで、
生活のありとあらゆることが、全部オンラインに、それもZoom(オンラインビデオ会議)に、まるで雪崩のようになシフトが始まっています
「mmhmm」はそのZoom(オンラインビデオ会議)の入り口のインターフェースに大変革をもたらそうとしています

mmhmmが、新たに世界を変革するツールとしていきなり名乗りをあげた!ということでしょうか

オンラインサロン、オンラインスクール、オンラインレッスン、オンライン医療、オンライン映画批評、オンラインウォッチパーティ・・・

それこそYouTuberたちも、手軽にテレビショーのような演出ができるツールとして使い始めることでしょう

ビジネスの世界から逆にさまざまなネット発信に携わる人たちに浸透していくと思います

コロナの中で世界を制覇しつつあるZoom・・・
ところが早くもそのZoomをハックした「mmhmm」が、今度は新たに世界を制覇しようとしている。実におもしろくなってきました

こうしたムーブメントの大きな課題として、オンラインでのコンテンツ共有にあたっては、権利関係がかなりグレーだということは付記しておきたいと思います。配信の背景に写すコンテンツの権利クリアはどうするのか、悩ましいところではあります




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