台風前に備えておきたいこと
台風が頻繁にやってくる季節になりましたね。天気予報を見るたびに災害にならないかヒヤヒヤするものです。
ブログ担当のコニーです。
コニーの家は戸建てなので、毎回台風情報が出るたびに、家の周りのかたづけチェックをせずにいられません。
さて、今回は台風に備えて家を守るお話をいたします。
飛びそうなものを家の中に入れる
傘立て、ほうきやちりとりなどの掃除道具、植木鉢、こどもの遊具。
普段外で使っているものは物置や玄関内に入れましょう。
物干し竿、洗濯用ハンガーなどは窓ガラスを割る原因になりますので、忘れずに外しましょう。ただし、洗濯竿は家の中に入れると、錆びた水が出ることがあります。家の中に入れるのは抵抗があるようでしたら、エアコンの室外機と外壁の間などに挟むように横にしておきましょう。
バイクや自転車のカバーを外す
カバーを外す?一見意外な言葉に感じますよね。
しかし、台風の時は、このカバーが風の抵抗を受けてしまい、普段倒れなさそうな重いバイクさえも倒れる原因になってしまいます。
自転車は最初から横にしてしまう方がいいと思います。傷が気になるようなら、不要なシーツやバスタオルなどを敷いてから、その上に乗せるように横にするといいですよ。
バイクは風の通り道から外れるように、物置や家の陰になる場所に移動するのがベストです。しかし、そうもいかない場合、風に煽られても傷が最小限になるようにします。
センタースタンドを壁側に向くようにして壁から極力くっつけるようにします。大体のバイクはハンドルの先端が一番出っ張っているでしょうから、ハンドルと壁に隙間がないことが理想です。その間にクッションとなるものを挟み、建物もバイクも傷まないように守ります。
窓の補強をする
高層マンションなどは、写真のような格子ワイヤーが入っています。それでも、物が飛んで来たら、割れることはあります。カーテンを必ず閉めるようにして、可能ならプチプチなどの緩衝材を貼っておくと安心感が増します。
戸建てや小規模集合住宅などで、そういった窓ではない場合は、下の写真のように養生テープを貼ります。万が一割れたときに飛び散り防止となってくれます。
もちろん、カーテンを閉める。緩衝材を貼るのはどの窓も同じです。
自分の家周りをキレイにしていても、隣の家から何か飛んでくるかもしれません。ケガがないように、台風のピークのときは、できるだけ窓から離れたところで過ごしてくださいね。
雨どいの掃除をしておく
雨どいはそんなに重要?と思われがちです。
雨どいは屋根に落ちた水を一か所に集めて地下や排水路に流してくれます。
葉っぱなどが溜まりやすく、機能を果たせない状態にしておくと、家を傷める大きな原因になります。
外壁、基礎の部分に直接水が落ちると、それらは長時間水を含んだ状態になります。
雨どいによって、その含んだ時間が半分になったとしたら?耐久年数は単純計算でも倍になりますね。
しかし、雨どいはそう頻繁にチェックできるものではありません。
最近ではホームセンターに葉っぱよけのカバーが売られていますので、近辺に大きな木があるようなお宅なら、それを設置するといいかもしれませんね。
台風が来る!となったら
事前に食材を用意しているご家庭も多いと思います。
カップラーメン、菓子パン、ガス缶がこぞってスーパーから消えていきます。
火が使えない状態になったときに、鍋パーティーで使うようなカセットコンロを使って、カップラーメン用にお湯を沸かす。
パンなら火もいらない。
みなさん、同じような備えになるのは当然ですね。
それに合わせて備えて欲しいものがあります。
家中の鍋にお水を溜める。
お風呂の湯舟にも水をはる。
ペットボトルのお水を用意しているご家庭も多いとは思いますが、トイレ、洗面、火災。飲料以外にも水を必要とする機会は多くあります。
そのためにペットボトルのお水は使えないですよね?
湯舟のお水はお子さんやご高齢者の水難事故に繋がりやすいので、くれぐれも注意しながら備えてくださいね。
ペットも避難に備えましょう
万が一避難しなければいけなくなったとき、ペットはどうしますか?
同行避難はNGという場合がまだまだ多いです。というのも、避難場所に動物アレルギーの人がいるかもしれないとか、災害時は人間が優先とか言われてしまう自治体があります。
しかし、持ち運びケージに入った状態なら認められるケースも増えてきました。トリミングや旅行にも一緒にいくペットならキャリーケースに入ることに慣れていますね。排泄など、マナーベルトやおしっこマットなどにも慣れていればペット自身も戸惑うことなく静かについてこれると思います。
お外で飼っているわんちゃんでも、そういったときに一緒に避難できるよう、日頃から練習しておくといいですね。
コニーの家には犬がいます。
毎日寝るときは、「寝ようか?」と声をかけると自らケージ入り、夜を過ごします。
犬も同伴可能なホテルなどに泊まり、旅行するときも、多少の緊張はあるようですが、夜になれば静かに自分の寝床と思われるキャリーバックで眠っています。
毎日一緒に寝てあげたい!
よく分かります。コニーも、最初は可哀そうかな?と思って戸惑いました。
でも、一緒に旅行したりしたかったので、心を鬼にして、ケージで寝るという習慣をつけてもらいました。
大切な家族だからこそ、こういう時にも連れて行くように慣らしておくのもおくのも大事なのかもしれません。
日本は台風から決して逃げられません。
火災より風災害の方が家が壊れる確率が高いものです。
火災保険は風災害特約などで台風に備えた保険に入っておくのも大事ですね。各自治体のハザードマップなどと合わせて、いざという時に自分は何をすればいいのか考えておきましょう。
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