父娘、旅に出る。番外編_180913

オーストリアからポルトガルへと南下する友人が、アロラを訪ねてきてくれました。

カメラマンのマオです。

彼女と私は、30代になってから、共通の友人を介して東京で知り合いました。互いに地元（三重県志摩地方の小さな街）が同じだと知った瞬間からずっと、どうしようもない家族のあれこれや、互いの仕事のこと、そしてなんでもない些細なことを話し合える、気のおけない姉妹のような関係になりました。

父にとっての彼女もまた、何度か会う中で、「娘の友だち」を超えて、絵を描く・写真を撮るという活動に対するシンパシーを持つ、特別な友人でもあります。

父はマオが来るからとビールを買い込み、トルティージャ（スペイン風オムレツ）をつくる材料を揃え、実際に様々な場所に連れ回しました。とは言え、まぁそんな素敵なことだけで終わるわけはなく。予想通り、ついに始まった夜の屋上での超激論劇場2.5時間編（父vs私）にまで、フルコースで付き合わせることになりました。。

しかし、山を街を駆け巡った、笑いあり涙ありの44hは、今思い出しても濃すぎて目眩がしそう、笑。