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おひとりさまの通な時間のつぶし方 その3 -スパークリングワインとクラシック-

クラシックなんて聴かないよ!!というそこのあなた。
気持ちはよくわかります。長い、堅い、わからない。眠い。。

しかし!ちょっと一人で優雅な夜を過ごしたい、けど映画を見るのも違うな、、という日に、敢えてクラシックを聴いてみませんか、貴族な気分で。

酒と曲だけなら1500円、もう少し贅沢をするなら2000-3000円で優雅な時間の過ごし方を、コスパの良い酒と聴きやすいクラシック曲と共に紹介します。


<用意するもの>
・スパークリングワイン(カルディやスーパーで買える飲みきりサイズの1000円くらいのやつ)

カルディ:https://www.kaldi.co.jp/ec/pro/disp/1/8426998210757?sFlg=
超辛口で、Best by top 10 sparkling wine value in the worldに輝いたコスパ最高な1本



コンビニのフレシネ:


・いちご(完全に個人の趣味ですが、一気に贅沢感が増します)
※いちごとスパークリングなんて、女子じゃねぇんだから、、というそこのあなたにはこちらが1缶単位で数百円で成城石井にあるのでおすすめです。生ハムあるとなおよしです。

・スマホとイヤホン(オーディオ厨の人に怒られそう、、テーマが「手軽に」なので許してください。。スマホの場合、スピーカーはあまりお勧めしません。)
・静かな環境
・鉛筆か定規、または棒状の手に馴染むもの
・聴く曲のスコア(読める人は是非。読めない人は中古で買うか、雰囲気だけ感じたい方はこちらで検索できます。必須ではないです。)

スコアはちなみにこんな感じのものです。※リンクはベートーベンの第九

準備が整ったら、まず、グラスにスパークリングワインを注ぎ、いちごをお皿に盛り付け、曲を探します。

以下、クラシックをあまり聴かない方も聴きやすいお品書きになります。
(注:完全に独断と偏見です。ピアノ曲は長めです。現代曲は省きます。)

ーお品書きー
<ピアノ曲(ゆったりとした家具の音楽)>
ショパン:
 ノクターン全集(ベランダに出てゆったりしたい方へ)
 ピアノ協奏曲第1番(焦らされるのがお好きな方へ)
 24の前奏曲(軽やかに明るい気分で楽しい気分になりたい方へ)
サティ:
 ジムノペディ(諸行無常に浸りたい時に)
 グノシエンヌ(美術館にきたかのような、感性を張り巡らせたい時に)
 梨の形をした3つの小品(題名からの空想に浸りたい時に)
<ピアノ曲(キラキラした夜を過ごしたい時に)>
モーツァルト:
 2台のピアノのための協奏曲
(2台のピアノのためのソナタがのだめで有名ですがこちらもおすすめ)
ラフマニノフ:
 ピアノ協奏曲第2番(落ち着いた大人なキラキラ。夜景と共にだとなお美味しい)
<オーケストラ曲>
チャイコフスキー(ザ・センチメンタル。弦楽器を聴きたいなら彼。):
 交響曲第5番、交響曲第6番<悲愴>(感情の渦中に入り込みたい時)
 弦楽セレナーデ(メランコリーな悲劇のヒロインになりたい時に)
 バレエ曲(くるみ割り人形、白鳥の湖、眠れる森の美女など)
ベートーヴェン(哲学的+感情の映画):
 交響曲第7番(軽快なリズム+明るいベートーヴェンワールド)
 交響曲第9番(誰もが聴いたことのある、人生そのものと言える大作。第九)
マーラー(ゆったり、美しい、天国の景色):
 交響曲第5番(幸せな時間を反芻したい時にどうぞ)
ブラームス(哲学的+夜の色気):
 交響曲第1番(重厚な喜怒哀楽全て詰まった哲学的な味)
 交響曲第2番(ちょっとキラキラした、心が暖かくなる味)
モーツァルト(朝のイメージ強いが、夜こそ!):
 交響曲第40番(珍しく短調でかっこいいモーツァルトを聴きたい時に)
<オペラ:出来れば映像と共に。音楽だけでも想像するのが楽しい。>
*この辺りは題名で決めると面白いです
モーツァルト:魔笛、フィガロの結婚
(女心って忙しい、、終わりよければハッピーエンド!音がキラキラかわいい)
プッチーニ:トスカ、蝶々夫人、ラ・ボエーム
(オペラといえばこの人。ありすぎて書けません、、)
ロッシーニ:セビリアの理髪師、ウィリアム・テル
(オペラといえばこの人その2。)
ビゼー:カルメン(曲がバキバキにかっこいい)
ヨハン・シュトラウス2世:こうもり(社交界な気分に)
ワーグナー:タンホイザー(ようこそ中世ワグネリアンの世界へ)

曲が決まったら、再生ボタンを押し、一口お酒を含んで目を閉じましょう、、。

....どんな音で始まりましたか?

....それは題名と比較してどんなイメージが浮かびましたか?

などを軽く考えたら後は好きなようにお酒を飲み、いちごなどを摘み、時折目を閉じて、聴いてみてください。

これはどんな風景かな?などと考え始めたら、あなたはもう、クラシックの世界に誘われています。

そこから背景などを調べたらもう、どっぷりです。

そこで「あー今日クラシックなんか酒飲みながら聞いちゃって、リッチな時間を過ごしたなあー(寝ちゃったとしても)」となるだけでも、自分の価値が高まった気がしていいリフレッシュになるかと思いますので、是非試してみて欲しいです。

また、何回か曲を聞いたりして、覚えた曲が出てきたら、上段の用意するもので記載した以下のものの出番です。

・鉛筆か定規、または棒状の手に馴染むもの
・聴く曲のスコア(読める人は是非。読めない人は中古で買うか、雰囲気だけ感じたい方はこちらで検索できます。必須ではないです。)

覚えた曲に合わせて、指揮をします!(ドラマ「結婚できない男」かよ...※あのドラマ見た時に、自分だ、、と思って焦りました。)

良い感じに酔っ払ってきた時にこれをやると、最高に良い運動になります。

指揮は適当で良いですが、参考までに、、、。(@LiebenOrchesterさんよりお借りしました)

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この3つ適当に振ってれば大抵の曲はいけます。
スコアも用意できる場合は楽譜の最初の4分の4だとかをチェックしてみると尚よいです。(中でも振りやすいのはベートヴェンやモーツァルトなどの古典です。ベートヴェンの交響曲第7番は特に良い運動です、、笑)

そんなこんなで1曲聴き終わった頃には、汗だくになっていることでしょう。。

スパークリングワイン片手に、クラシック。是非。

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