個性派白人ジャズピアニスト、エディ・コスタ

今日紹介するのはエディ・コスタ。ジャズファンなら知ってる人もいるかな?録音はヴィブラフォンの方が多いということですが、ピアニストとしての方が独特で素晴らしいと思います。こんな風にギターを弾きたいと常々思ってます。まずはエディ・コスタのリーダーアルバム「House Of Blue Lights」のタイトル曲。まあもうこの一曲だけでいいんで聴いてくださいって感じの怪演です。

ピアノの端から端まで使ってパーカッシブな奏法に「イェイ!」と言いたくなります。大西順子もこの曲をやってますがエディ・コスタの影響がバリバリ感じられます。彼女がエディ・コスタについて何か発言してるかは知りませんが絶対大好きだと思いますね。

私がエディ・コスタを知ったのはギタリストのタル・ファーロウのアルバムでです。その中の一曲を。

タル・ファーロウとエディ・コスタのプレイも似てると言われることがあるのですが、どうお感じになるでしょうか?私自身はタル・ファーロウよりもエディ・コスタにぞっこんになってしまったわけですが。

ところで西海岸の大立者であるシェリー・マンという人の「2・3・4」というアルバムにも全曲ではありませんが、少し参加していて、彼のプレイもアルバムも素晴らしいです。

ちなみにこのアルバムでは主にピアノはハンク・ジョーンズが弾いてますがこれもまた好きだよお。よかったらアルバム聞いてほしいすね。あくまでエディ・コスタの紹介の記事で他人の紹介するのもなんですが一曲だけ。曲はご存知「A列車で行こう」。

まあエディ・コスタの録音はスタジオの仕事としてヴィブラフォンがかなりあるようですが、彼のピアノを楽しむという点ではリーダーアルバムもしくはタル・ファーロウ等のギタリストのサイドマンとしてのがよいですかねー。ってわけで最後にリーダーアルバムからもう一曲と、せっかくですのでヴィブラフォンの演奏も一曲。ピアノはビル・エバンスが弾いているというなかなかに贅沢なやつです。

いいですね。はい、いいです。うん。

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