ぶーやんがニュースZEROに。
我らが渋谷龍太様(SUPER BEAVERのボーカル)がニュースZEROにご出演されていた。
私はこのバンドの大ファンであり、ライブにも2回ほど行っている。
渋谷さんの存在を知ったのは2019年頃、当時the yellow monkeyの吉井さんにハマっておりその魅力について職場で語っていたところ、それなら若い人に似た雰囲気の人が居ると先輩から教えてもらったのが渋谷さんだ。
ご出身が新宿歌舞伎町であり、そのためか界隈を歩いていそうな派手な柄シャツに長髪のいかつい見た目だが、紡ぎ出す歌詞は何気ない日常に寄り添う普遍的なものであるというギャップがわかりやすい魅力だろうか(もちろんそれだけではない)。
話を戻しニュースZEROについてだが、初めてのニュース番組出演での渋谷さんのお姿は何だか初々しかった。しかし、時折振られる時事問題についてのコメントは精通している音楽業界の領域に寄せてらしいことを言っていて流石だと思った。
一番の見どころは安藤ホセさんという芥川賞候補の小説家がブラックミックスで同性愛者の当事者の視点で多様性という言葉が実際は機能していないことを描いていると言ったことに対して、「自分はマイノリティな人が友人に多いが、生まれた時点でバラバラだから(多様なのは当たり前)」といった趣旨のコメントをされており、なるほど歌舞伎町ご出身の方が言うと説得力があるなと感じた。
内容の正しさが全てではなく、誰がどういう風に言うかが大事だなと思った次第。
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