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よう実 学籍番号の謎について 『考察』

 もうすぐ4.5巻が発売されるということで、久しぶりのよう実記事です。

 今回の考察テーマはタイトル通り学籍番号の謎についてです。

 よう実を読み込んでいる人にはずっと前から謎な部分だったのですが、10巻において学籍番号について少しだけ追求されていました。

 それ以降はあまり出てきていませんが、2年性編は新キャラについてのストーリーを優先している為か、もしかしたらこれから本格的に関わってくるのかもしれないと思い、今回考察をしていきたいと思います。

 学籍番号についてはよう実ガチ勢の中でも解明されていない謎だと思うのでよかったら参考にしてみてください。


◼️学籍番号について判明していること。

 ❶学籍番号が分かるのは1年性編2巻〜7巻までの各キャラクターのプロフィールから分かります。
 ❷学籍番号が同じ生徒がいる。しかも複数。
 ❸10巻の坂柳と真島先生の会話のやりとりの中で「誰が退学しようと影響はない。アレはそういうものではない」とあるように、退学などで生徒に影響がでるようなものではないということが分かる。

 とりあえず、以上の3点が挙げられるのでこれらを踏まえて考察していきます。

◼️誰と誰の学籍番号が共通しているか。

 山内と葛城 S01T004651
 伊吹と神室 S01T004714
 神崎と金田 S01T004662
 幸村と山田アルベルト S01T004708

 以上の4組が現在判明している学籍番号が共通しているペアです。

 学籍番号はS01T00という部分は他の生徒の学籍番号とまったく同じで、おそらくですが1年生はすべてこのS01T00から始まる学籍番号だと予想できます。

 他に思い当たる共通点は性別が同じ生徒がペアになっているなどがあります。

 また、学籍番号の情報が得られるのは1年生編2巻〜7巻までで、学籍番号について言及されたのは10巻の坂柳と真島先生との会話しか無く、それ以降はほとんど触れられていません。

◼️重要な点

 学籍番号について考察していくにあたり、重要な点があります。

 それは、なぜ学籍番号が同じ生徒がいるのかという点と、学籍番号が生徒達にどのような影響を与えるかという2点です。

 それぞれ考察していきます。

◼️なぜ学籍番号が同じ生徒がいるのか?

 なんででしょうね?

 色々考えてみたのですが、今の段階ではハッキリとした理由は分かりません。

 ですが、予想としてはなんとなくコレかなあという考察はあります。


 まず、学籍番号というもの自体が必要になるケースを考えてみました。

 普通なら綾小路達からしたら学籍番号が無くて困るケースなんてほとんどありません。

 ですが、学籍番号が必要になるケースを考えてみると思い当たる節が出てきます。

 それは、試験の時に必要になるかもしれないと考えました。

 試験の際に名前や所属クラスなどを書いたりする際に、もしかしたら学籍番号を書いているかもしれません。

 高度育成高等学校のポイント制と関連付けてみると学籍番号が分かるとポイントを振り込みやすくなるので、もしかしたらそういった学校側の事情が関わっていると推測しました。

 ただ、皆さんお気付きの通り、学籍番号が同じ生徒が複数いる場合はどうするんだという意見があります。

 これに関しては、なんとなくですが退学の救済措置と関係しているのかもしれない考えました。

 学籍番号が同じペアを見返してみると成績の良い生徒とそうで無い生徒といった組み合わせにも見えます。

 高度育成高等学校はその名の通り、厳しい学校ではありますが育成をモットーとしているので、入学時点で不出来な生徒に何かしらの隠れた救済措置を用意しているのでは無いかと思います。(神崎金田ペアの場合は怪しいですが…)

 これに関しては、物語の序盤に須藤が赤点だった時に綾小路と堀北が救済する為にポイントを支払っていましたが、後々に教員側で救済についての何らかのマニュアルが用意されているのではないかと綾小路が考察していたので結構近いのではないかと思います。

まとめると、入学時点で成績不審な生徒に対しての隠れた救済措置であり、成績の良い生徒と学籍番号を合わせることで何かしらの救済ができると予想します。

 

◼️学籍番号が生徒達にどのような影響を与えるか

  次に生徒達に与える影響についてですが、前述したように私の予想では隠れた救済措置でありいわゆる+の影響しか与えないと思います。

 生徒達に与える影響に関しては、坂柳と真島先生の会話の中で「誰が退学しようと影響はない。アレはそういうものではない」とあるように、学籍番号が同じペアである山内と葛城の内、山内が退学になったからといって葛城に何も影響が無いというのが証拠です。

 また、「アレはそういうものではない」という発言から色々予想できます。

 アレ…学籍番号

 そういうもの…学籍番号が同じ生徒にマイナスの影響は無い。

 あくまで私の考察である隠れた救済措置が前提ですが。


◼️まとめ

 端的な考察かと思いますが、今の私が思いつく学籍番号についてはこんな感じです。

 ぶっちゃけ衣笠先生が初期に伏線として設定していたけど、思いっきり忘れている可能性もありますが、もし忘れていないとしたらとっても良い伏線だなと感じました。

 4.5巻の発売まであと少しで楽しみでありますが、こうして色々と考察するという楽しみがあることもよう実の魅力だと考えているので他にもこういった考察があるという場合は是非教えて頂きたいです。

 それでは、次回の考察or感想記事でお会いしましょう。

 さよなら〜

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