「250日連続投稿」を続ける私の方法【スマホで執筆する】
noteへの投稿を始めてから260日以上が経過した。毎日欠かすことなく更新を続けている。
連続投稿を続けるためのコツを私なりにまとめてみたいと思う。
今回のコツは「スマホで執筆する」ことである。
⑨スマホで執筆する
スマホを使ってnoteの記事を執筆する。
はっ? そんなの普通だよ。そう感想を漏らす人は多いかもしれない。
スマホやタブレットの端末を使って文章を作成するのが当たり前になっている人は、「今さら何を言っているんだ」とあきれるだろう。
だが、私にとって文章とはPCのキーボードを使って書くものだと長らく思っていたし、それ以外の方法など考えもしなかった。もちろん、急ぎのメールで長めの返信をスマホで書くこともあるが、少なくともnoteのようにまとまった文章を書く(私は1500字以上を目標としている)ときは、キーボード一択であった。
noteを始めてから数カ月が経とうとしていた頃、大学生と話す機会があった。「オンラインの講義になってからレポートの課題が増えた」という話題から、驚くべき事実を知った。
その大学生は、基本的にレポートはすべてスマホで書いているという。PCも持っているが、キーボードはあまり慣れていないので、スマホで執筆したほうが早いとも言う。私にとっては衝撃的だった。これが世代間ギャップというものか・・・。
このときは、ただただ驚くだけで終わったが、ずっとこの大学生の話は記憶の片隅に残っていた。そして、あるとき、ふとスマホでnoteの記事を書いてみようと思い立った。
温泉地へ向かうためにバスに乗ったときのこと。1時間の道程である。電車や飛行機の移動中は、読書やPC作業に時間をあてることが多いが、バスだけは乗り物酔いをしやすい体質なので、移動時間は寝るか、車窓をひたすら眺めるか、スマホを見るかのいずれかだった。
いつものように車中でスマホをいじっていたら、ふと先の大学生の話を思い出した。「1時間もスマホをいじっているのも退屈だな。noteの記事でも書いてみようか。ちょうど記事のストックも少なくなっていたので、いい機会かもしれない」。そうして、ピコピコとスマホで文章を打ち始めた。
ふだんスマホで長文を書くことはないので、不慣れな作業ではあったが、長めのメールの返信を書いていると思えば、それほど違和感はない。執筆のスピードはPCのキーボードには敵わないが、書くことが決まっているので、着実に字数が埋まっていく。
そして1時間後、バスが温泉地に到着するタイミングで、1500字程度の記事を1本書き終えた。キーボードの3割増しくらい時間は余計にかかったが、実際に書き終えてみた感想は、「想像以上に書きやすかった」というものだった。なにより隙間時間を有効に使えたのは大きな収穫であった。
それ以来、10本のうち1本くらいはスマホでnoteの記事を書いている。
・自宅から空港へ向かう電車の中(約1時間)
・飛行機のフライト中
・バスでの移動時間
・病院の待ち時間
・早く目が覚めた日の布団の中 などなど
以上のようなシチュエーションは、PC作業はしにくいが、スマホで原稿作成するには適している。
スマホで記事を書くようになってから、noteを更新する負担が減ったように感じる。キーボードだと、PCを取り出して、画面を開いて、ネットに接続して、更新のページを開いて・・・というように書き始める前の工程が多い。始めてしまえば、たいした作業ではないが、動き出すまでは腰が重くなる。
一方、スマホだとアプリを開ければ、すぐに記事を書ける態勢になる。書き始めるまでのハードルが低いのも気に入っている。私にとっては、スマホでの執筆は革命的な大発見であった。
スマホで記事を執筆している人からは、「今さらそんな話をされても・・・」と思われるかもしれないが、私のようにキーボード派の人は、ぜひ試しにスマホで記事を書いてみてほしい。意外とハマるかもしれない。
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