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正欲を観て。

火曜日に映画の正欲を観てきました。
去年公開された映画で基本的に上映はもう終わっているんだけど、東京の下高井戸シネマで上映していたので。

なんか映画づいてる。
下高井戸シネマは場所としても素敵だし、毎週火曜日は¥1,100みたいだから自分の公休日とかぶって都合がいい。
週一の映画を趣味にできそうって嬉しい気持ちがあります。

肝心の映画も良かったです。
全体的に世の中の様々なマイノリティーをテーマにしているんだと思うけど、中でも女優の東野絢香さんがとても良かったです。
映画後半での彼女の勇気ある告白のシーンだけで「あぁこの映画を観れて良かった」って思えました。
男性に強い嫌悪感を持っていて、その強い嫌悪感が生きていく上で障害になっているけど、どうしても自分で克服、コントロールすることができない。
そんな感じが顔や話し方だけじゃなくて姿勢、動きにも漂っていて上記のシーンは完全にこの映画のハイライトだった。

昨日も映画の感想を日記にして、俳優は演技力どうのこうのよりも顔面の存在感の方が重要なんじゃないかなんてことを書いたんだけど、やっぱり演技力で惹きつけるってこともあるんだなと。
たった一日で手のひら返し。

ただちょっとラストはなかなか世界観に入りきれなくて。
というか観た人には伝わると思うのですが、あんな状況というかあれくらいのことで捕まっちゃうものなのかっていうのが謎。
一人はマジモンだけど、あとの二人はちょっとした調査で疑いが晴れそうなものだけど。
本当にあれくらいの事で捕まっちゃう世の中なら、一回Abema Primeで扱ってもらった方がいいかもしれません。

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