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Perfect Daysを観て。

先日、久しぶりに映画館で映画を観ました。
「Perfect Days」を観てきました。

評判通りでとても満足感のある映画でした。
ちょっと泣けた。
デトックスというと安っぽいけど生活の中の”休憩”として観る映画にはピッタリだった。

内容は予習をしないで観た。
色々と賞とか獲ってる映画らしいので、小難しい映画の場合もあると構えていたけど、全然そんな事はなくてとても観やすかった。

映画ってしょっちゅう観るわけではないけど、たまに観る度に思うことは”演技力”ってよく言うけど、私にとっては言葉の抑揚とかあんまり分かんなくて、その人の顔面とか佇まいがその映画に合うかどうかの方が重要だったりする。
なんて偉そうに思ったり。

それぞれの役者さんが配役に合ってさえいればもうなんか存在感で成り立つ。
この映画の中でもそんなセリフ、普段の生活で言ったことも聞いたこともない
って言葉を割と棒読みで話すシーンがあったりしたけど、不思議と良い印象で残っている。
なんか日常(リアル)を映している様だけど、絵本を観ているような感覚に近いというか。
だからこそセリフにリアルさがなくても違和感が無いし、ビジュアルとして存在感があるだけで良いって思える。

登場人物みんな素敵でした。
主人公の生き方がすごい好きだし、なんか自分の中のロールモデルになるんじゃないか…なんて思うけどあくまであれは映画だし、映画の中ではあの主人公なりの苦悩も映している。
そしてリアルに生きるならもっともっときついかもしれない。

この映画の前に最後に劇場で観た映画は「君たちはどう生きるのか」なんだけど、”どう生きるのか”を考えさせられたのは「Perfect Days」の方でした。
まぁジブリの方は”どう生きるか”の気づきはもらえなかったけど、内容めっちゃ良くてボロ泣きはした。


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