NFTにおける「営業」の重要性と具体事例
こんにちは、ソロです。
「TokenGirls」というNFTコレクションを運営しています。
今回は、NFTにおける営業の重要性と具体的な方法について書いていきます。
営業は大切だ
最近NFTのプロジェクトを見る中で、改めて営業することが大事だと思いました。
営業ってスマートじゃなさそうに見えますが、やっぱり人に買ってもらうときは営業すると強いです。
わたしがそう考えるのは、もともと営業を6年弱やっていたからです。
(リクルートと博報堂で営業していました)
そこから学んだことは、営業したからこそ買ってくれる人がいる、ということです。
商品は知っていたけど買ってない人に対してメリットなどを提示すれば、買ってもらうこともできます。
また、顧客と人間関係を作れば、営業担当者を気に入って買ってくれることもあります。
だからこそ、いろんな会社に営業の部署がありますし、人件費をかけるのです。
それゆえに、営業をバカにしてはいけないと思っています。
おもしろいと思ったNFT営業の例
ではまず、最近おもしろいと思ったNFTの営業を見ていきます。
今回は以下の2つのプロジェクトを例にします。
CNP
CNPはご存知の通り、イケハヤさんがマーケティングの責任者です。
もともとの価格が0.001ETHだったのが、今は0.08ETHくらいにまで上がっています。
CNPの特徴は、かなり大口の投資家、つまり1ETH単位で買ってくれる人への営業を行なっているところです。
イケハヤさんのオンラインサロンのメンバーや、経営者の人脈ですね。
経営者だとNFTという事業に興味がある人も結構いますし、お金も持っています。
そういう人に応援してもらっている側面もあっての、成功だと思います。
でないと、日本向けマーケティングであそこまでは行きません。
わたしもかなりお世話になっているので、自分が欲しいというのもありますが、多めに買いました。
このように、CNPはかなり人を巻き込んで営業しています。
ここに、イケハヤさん自身のプロジェクトにかける思いを感じますよね。
結果的に、CNPは他のプロジェクトよりも抜きん出て、成功しています。
これを実現するためには、彼の元々の影響力やコミュニティの強さだけではなく、地道な営業活動があってこそ、今の成功があるのではないでしょうか。
YAMATO
こちらも日本発のプロジェクトです。
メンバーは4人で、もともとクリプトにいた人ではなく会社経営者とのことです。
社会的な株式会社の構造が好きではないので、DAO的なものに期待をしている、ということから、投資のDAOを作ることを目指しているそうです。
また、将来はメタバースに進出するなども考えているようです。
出てきた当初はあまりわかってない感じで、マーケティングやプロモーションがあまりうまくないと感じていました。
ですが、最近徐々に軌道修正しています。
スピード感はあるので、これからNFTへの理解が深まるといいプロジェクトになる可能性があると思っています。
YAMATOは経営者のつながりを使って、大口の投資家へ足を使って営業に行っています。
わりと体育会系という感じですが、プロジェクトにかける思いがすごいですね。
以前イケハヤさんが「YAMATOは全員匿名でよくわからんプロジェクトだ」と言ったことがありますが、その後すぐにTwitterのアカウントを公開したこともあり、ちゃんとした人たちだという印象があります。
今後成功するプロジェクトになるかもしれません。
NFT営業の手法
このようなNFTの営業については、海外ではふつうにやっていると思います。
例えばBAYCなどは、セレブが勝手に購入してアイコンにしているわけではなく、ビジネスとして展開し、浸透させていったはずです。
ではここからは、営業の手法を簡単に書いていきます。
①メリットを伝える
まず、ただ相手に「買ってください」と言うだけでは、不快なだけですよね。
それはやめた方がいいです。
おそらくNFTの営業では、まずインフルエンサーがメイン営業先になります。
(クリプトまたは他のジャンルの)
なので、伝えるべきことは「相手にとってどんなメリットがあるか」です。
相手にしてみれば、「あなたたちはNFTが売れたらいいかもしれないけど、私が買ってどうなるの?」と思うでしょう。
その答えを伝えるのです。
なお、メリットはその人の課題を解消できるようなことであれば、とても良いですね。
今こういうことで困っているんじゃないか?を考えて、予測します。
そして、わたしたちのNFTを買うと解決する、というメリットを明確に提示できれば、即決めてもらえます。
②買って欲しいと伝える
営業の基本は「あなたの課題を解決するため」であり、「メリットがあるから使った方がいい」ときちんと伝えることです。
なので、買って欲しいということをはっきりと伝えるのが大事になります。
最初は言いづらいかもしれませんが、明確に言わないと伝わりません。
まずファーストコンタクトで買って欲しいことをちゃんと伝えて、その後は一旦待って、相手にゆだねます。
そして、再度メリットを伝えて買うように言ってみるといいです。
2回目に伝えるのは、インフルエンサーは忙しい人も多く忘れている人もいるので、相手のために伝えるのです。
それでダメなら、いさぎよく諦めて次に行きましょう。
③相手目線を忘れずに
営業の悪い例としては、同じ定型文を複数の人に送ることです。
これは絶対にダメですね。
自分のために書かれた文章かどうかというのは、読めばすぐにわかります。
なので、バレたら無視か、即ブロックでしょう。
また、基本的な礼儀は必要ですし、長文になりすぎないように気をつけた方がいいですね。
相手はインフルエンサーなので忙しいし、見る目がきびしい人も多いので。
目安としては、スマホで見た時にスクロールなしで全文見れる程度がいいかなと思います。
営業すればチャンスが広がる
今回はNFTの営業について書いてみました。
営業が苦手な人は多いですが、ジェネラティブをやりたいなら営業の必要性は出てきます。
どうしても営業は嫌だというのもわかりますし、PR広告という手段もあります。
どんな方法でプロモーション活動をするのかは、個人の自由です。
しかし、営業すれば資金力がある人とつながるチャンスが出てくるのもまた事実。
ぜひ、営業についても考えてみてくださいね。
TokenGirlsリンク集
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