売れたいNFTクリエイターが発信すべきこと
こんにちは、ソロです。
「TokenGirls」というNFTコレクションを運営しています。
今回は、売れるクリエイターになるためにはどんな情報を発信すればよいかということを、買い手(コレクター)目線で考えてみたいと思います。
最初にお断りしておきますが、わたしは売れてるクリエイターではありません。
なので、実体験として「売れた」という話ではないことをご承知おきください。
しかし、これまでたくさんのクリエイターの作品を見て、買うかどうかの判断をしてきました。
なので、見る目はあると思います!
そんなわたしの経験を踏まえて、どういう人の作品を買いたいと思ったかということを、言語化してみます。
クリエイターは何を発信すべき?
「NFTを売るためには情報発信しよう」とよく言われますよね。
しかし、大きな目的のために活動しているNFTプロジェクトと個人クリエイターでは、発信すべき情報は違います。
前者は、自分たちのプロジェクトがいかに素晴らしいか、購入者にどんなメリットがあるか、などを発信します。
普段の発信でも有益情報やプロジェクトに共感してもらう話など、目的がはっきりしている分、発信しやすいと思います。
一方で後者は、自分の作品の宣伝ならすぐ思いつきますが、それ以外は何を発信すればいいのか迷いますよね。
例えば、今こんな絵を描いている、というのをタイムラプスで見せるなどありますが、すぐにネタが切れてしまいます。
売れるためには毎日情報発信しよう、と言われても困ることが多いと思います。
はたしてクリエイターは、どのように情報発信してマーケティングや購買につなげればいいのでしょうか?
自分自身のことを発信しよう
結論としては、自分自身のことを発信するのが一番効果的だと思います。
自分のパーソナリティを出して、人としての自分を知ってもらう。
そして共感してもらったり、ファンになってもらったりします。
最初はあえてネガティブなイメージを持たせておいて、徐々に好きになってもらうという方法もありますね。
では、具体的にどうすればいいかを書いていきます。
①常にTwitter上にいること
まずは、やはり毎日情報発信しましょう。
なぜなら、毎日見かけることで心理的に距離が近くなるからです。
この人は常にTwitter上にいるな、と思われるように発信していきましょう。
ツイートの中身よりも、アイコンやツイートがフォロワーの目に入ることが大切なのです。
なので、毎日発信するのはとても大事です。
②発信する内容
発信の中身については、大きく分けて2つあります。
NFTや自分の作品、アートなどへの熱量や愛情
より具体的な自分の性格や弱みなどのパーソナリティ
この2つは、見る人にとっては親近感や共感を持ちやすいものです。
相手の人となりを知ることで、初めて好感を持つということもあるでしょう。
それがやがて「このクリエイターを応援したい」という気持ちを生むのです。
好感を持たせてファンになってもらうことは、作品を買ってもらうためには必要なことです。
表現を変えつつ、繰り返し発信していきましょう。
なお、一般的に言われるフォロワー獲得のための方法、例えば「有益情報を発信する」などは、アーティストやクリエイターには当てはまりません。
誰もクリエイターに有益情報など求めていないからです。
なので、一般的には無益だと言われる「今日食べたもの」なども、この場合はありだと思います。
気をつけるのは差別化
情報発信で気をつけるべき点は、他のクリエイターとの差別化を考えることです。
この点での良い例がぴぴぴさんです。
借金をNFTで返すことをネタにしてバズったり、Foundationですごい高値で売れたりと、話題になりましたよね。
オリジナリティあふれるストーリーに加えて、彼女自身のパーソナリティーが人気です。
「虚無顔ジェネラティブ」のテーマ設定は「仮想通貨の相場が下がって虚無顔になった子」で、仮想通貨にお金を注ぎ込んだ自分自身をNFT作品のネタにまでしています。
そこが唯一無二のおもしろさであり、応援する人が多い理由だと思います。
このように、成功しているアーティストはオリジナリティが明確なのが特徴です。
買う方は好きか嫌いかで判断する
先日クラカノコさんというクリエイターの方が、自分自身の弱音をツイートしているのを見ました。
その内容に、わたし自身はすごく共感し、魅力的な方だなと思いました。
そうなると、作品の方まで気になってくるので、実際にリンクから見に行きました。
このように、わたしにとってクリエイターのパーソナルな部分に心を揺さぶられるということは、日常茶飯事です。
現在は「情報発信」という言葉が一人歩きしていますが、最終的には「好きか嫌いか」だと思います。
絵の好き嫌いと、クリエイターの好き嫌い。
この2つしかないのです。
投資で見ている人もいるかもしれませんが、わたしは個人クリエイターを投資的側面で見ることはありません。
もし個人クリエイターからプロジェクトへ発展しているなら、投資として買うのもあると思います。
しかし、日本のクリエイターでそういう方向を目指す人は少ないです。
どちらかといえば、自分のオリジナルの世界観をNFTで表現したり、自分の作品だけでご飯を食べていきたい、という人が多いと思います。
だったら、いい人を演じるのは良くないです。
なぜなら、自分の意見があるのにみんなに合わせていると、差別化できません。
結局尖ることができず、無難に終わって埋もれてしまいます。
もちろん過激なことを言えばいいわけではないのですが、自分らしさを出すのは大切です。
本音を出しつつマーケットに受け入れられるよう、調整する手腕を磨いていきましょう。
それには、日々発信しながら学ぶしかないのです。
まとめ
今回は、クリエイターが発信すべき情報について書いてみました。
結論として、まずは「毎日Twitterにいること」が大事です。
そして、発信することは
自分自身のパーソナリティ、弱みや本音
NFTや作品への熱量、愛情
となります。
買う人があなたに対して親近感や共感を持つような、胸を打たれるような部分を出していくことを考えてみましょう。
そして、埋もれないように差別化していくことがとても大切です。
TokenGirlsリンク集
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