国内NFTが値上がりしている理由とは?
こんにちは、ソロです。
「TokenGirls」というNFTコレクションを運営しています。
今回は、国内NFTが値上がりしている理由について考えてみます。
なお、具体的に値上がりしている国内NFTは以下です。
CryptoNinja Partners (CNP)
Neo Tokyo Punks (NTP)
Neo Samurai Monkeys (NSM)
このあたりのコレクションで、イーサ建の価格が値上がりしています。
これは海外から見ると異常なことです。
なぜなら、OpenSeaの上位にいる海外ブルーチップ系は軒並みダウントレンドになっているからです。
原因は、仮想通貨市場が悪い状況になっているためで、最高値の半値以下になっているものもあります。
そのため、投資家は逃げるようにNFTを損切りしている状況です。
それなのに、なぜ日本国内のNFTは下がらないのでしょうか?
海外のNFTが下がっているのに、おかしいと思いませんか?
「投資」ではなく「消費」だから
日本国内でNFTが値上がりする理由。
それは、NFTを「消費」として買っている人が多いからです。
実は、日本と海外ではNFTへの考え方が違うのです。
NFTについて、海外では投資の面が強いです。
なので、下がったら当然のように手放します。
投資の世界ではそれが普通ですよね。
ところが、日本では「NFTを買う」=「消費行動」なのです。
つまり、作品として買っています。
プロジェクトやコミュニティへの参加などのユーティリティに価値を見出しており、転売を目的にはしていません。
なので、将来の値上がりへの期待もそこまで重要ではありません。
コミュニティに属したり、作品を持つことにお金を使うような、消費行動が主体となっています。
一方、海外の多くのコレクションは安く買って高く売ることで利益を得るのが目的です。
ここが、日本国内と海外NFT市場の違いとなっています。
今買えば「お買い得」
さらに、現在のNFT価格はイーサ建で見ると値上がりしていますが、実は日本円建だと値下がりしています。
これをお買い得ととらえて、買う人が増えたのだと思われます。
一番安い作品が買われていくと、コレクションのフロア価格(最安の価格)も上がります。
しかし、イーサの価値が下がっているので、フロア価格が上がろうとも日本円では相変わらず安いままです。
これまでNFTを買ってみたいと思っていた人たちが、手を出しやすい価格になっているのです。
今までだと、NTPとかCNPなどは0.2〜0.3ETHという価格だったので買いにくいと感じる人が多かったです。
例えば1ETH=20万円の場合は、0.2ETHでも4万円です。
なかなかNFTのためにポンと出せる額ではありません。
それが1ETH=10万円になったとしたら、0.2ETHは2万円になります。
これだと、前よりも買いやすい価格だと感じますよね。
前から興味があったけど手が出なかった、という人が、今しかないと思って買ったことが大きかったのではないでしょうか。
日本では投資に抵抗感が強い
今回は、国内NFTが値上がりしている理由について考えてみました。
値上がりの理由は、買っている人が「投資」ではなく「消費」として買っているからです。
現在はETHの価格が下がっているので、人気の国内プロジェクトのNFTが買いやすくなっています。
そのため、フロア価格付近のNFTが盛んに買われて、結果として値上がりしているのです。
NFTの購入は投資の側面もありますが、日本人は投資全般に対してあまり積極的ではありません。
どちらかと言えば、シンプルに作品やコミュニティ参加権などを買って楽しむ人の方が多い印象です。
そのため、海外と比べた場合には違う動きになるのです。
TokenGirlsリンク集
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