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着任十周年なので艦隊運用の転換点をランキング形式で振り返ってみる

4月1日で着任10年になりました。エイプリルフールじゃないよ。


この記事は3月から書き溜めているんですが、既に色々と感慨深いものがあります。10年って長いですよね。10年経てばVOCALOIDも踊ったりアニメになったりコンサート開いたりソシャゲになったりします。

ということで自分の艦これ10年を振り返る記事を書こうと思うんですが、今回は「転換点」に注目していこうと思います。

振り返ってみると、色々な転換点がありました。例えば嫁艦攻略を初めたタイミングがまさにそうです。

本当は時系列順に全部紹介したかったんですが、今回の記事ではランキング形式で発表していきます。

第6位 海域RTAへの参加(2024年1月)

みなさんはるせる杯という大会をご存知でしょうか。
艦これの通常海域で駅伝大会をして早く帰ってきたチームが勝ちというゲームです。
現在はるせる杯という名前ですが、前身にはλ杯やとどろき杯があり、ほぼ同じルールで8回も開催されている歴史の長い大会です。

艦これにおいて「速さ」という要素を突き詰めないといけない数少ない要素であり、良い成績を残すのには独特のノウハウがあります。(たとえば、未改装の神風や対馬のLv.99はこのルールにおいて真面目に強い艦娘です。)

前置きが長くなりました。この「独特のノウハウ」というのはかなり大きなポイントで、イベントでは得られない刺激や視点を得ることが出来ます。 

おこがましい気もしますが、私の中では良くも悪くも旗艦攻略のノウハウは結構蓄積されてきていて、始めた頃みたいな目新しさはなくなってきたんですよね。

そんな私にとって、こうした知らない世界の体験はとても新鮮でしたし、艦隊強化の新たなモチベになりました、支援のためにやまむさ180Lvとかやる気がしないけど、タイムのためならできる気がするんですよね。新しい視点も身につけられましたし、かなり良い影響をもらっていると思います。


第5位 3隻の嫁艦以外に指輪を渡す(2023年1月)

嫁艦以外に指輪を渡さなかった時期がありました。一番大きな理由としては「とにかく嫁艦たちを特別扱いしたかった」が大きいです。ひと目見て「この子が嫁艦なんだな」ってわかる艦隊に憧れを抱いていて、当時は譲りたくない部分でした。


ただ、一方でLv.99で留まり続ける艦娘たちに後ろめたさやもったいなさを感じていたのも事実です。私は伊勢も日向も加賀もサラも大鳳も…龍驤や飛鷹や隼鷹だって……色んな艦が大好きなんですよ。大好きですし、使い倒してきましたし、思い出も愛着もたくさんある子たちです。この子達を99のままにしていいのかずいぶん悩みました。

で、「嫁艦が全員175になったら嫁艦以外の子達ともケッコンしよう」と決めたわけです。そして遂に那智霰Perth全員が175になり、他の艦娘にも指輪を渡すことになりました。

ケッコンボイスをちゃんと聞きつつツイートの文面も考えながら3日ぐらいかけてケッコンしてました。わりと一大イベントだったと思います。

当時フォロワーさんに「さらに強くなった艦隊の活躍が見られるのが楽しみです」という言葉を頂いたのが印象に残っています。そして、今ではすっかりケッコン艦の強さに取り憑かれています。マジでふた周りぐらい強くなる気がする、指輪渡すと。

ずいぶん悩みましたが踏み切ってよかったなと思います。

第4位 初聯合(2022年11月)

聯合を初めた経緯についてここでは詳しくは話しませんが、自分にしてはダークサイド寄りの理由で初めたなと思います。私が大好きなとある方がきっかけでとてつもないエネルギーが生まれて聯合を走りました。
もしその時負けてたら自分はエネルギーに食われて、今頃艦これ界隈に居れないような気さえします。

勝てたのは運が良かった。鹿屋の背景事情が厳しくなる数ヶ月前の、滑り込みのような背景でした。

とにかく自分は初背景を戦い抜いて、連合を走るようになりました。これもRTA同様に艦隊強化のモチベになるコンテンツでしたし、いろんな戦果勢の方々と繋がれたのも良かった。

また、備蓄やレベリングの3群が多かった私が一群や聯合をやるようになり、かつて届かない位置にいた報酬をもたらしてくれました。特に飛龍熟練誘導弾はマジでやばかったですし、(2群報酬ではありましたが)AU-1やシェフィールド電探みたいなぶっ壊れも転がり込んでくるようになりました。

艦隊強化的にも、運営方針的にも、結構大きな転換点だったのかなと思います。

第3位 那智以外を嫁艦にする(霰とのケッコン/2020年2月) 

 2020年2月14日に霰とケッコンするまで、ずーーっと那智単婚を貫いてきていました。那智は当時からずっと特別に好きで、好きすぎるがゆえに那智以外の子を嫁艦して良いものかずいぶん悩みました。

今までずっと那智のことしか考えずにやってきたのに、他の子を嫁艦にしたら愛情が50%になるんじゃないか。ゲーム内の出来事だとして、那智さんはどう思うんだろうか。

いろんなことを考えましたが、霰って駆逐艦もまた、嫁艦にしないのは嘘って言っていいぐらい可愛い子でした。これはもう絆されたと言ってしまってもいいんじゃないでしょうか。

遂に観念して指輪を渡すことになり、その後しばらくしてPerthにも指輪を渡すことになります。もうこれは那智さん一筋だった人を作り変えてしまうぐらい可愛かった霰とPerthがいけないんだと思います。


さて、私の「愛情が50%になる」みたいな心配はどうなったのでしょうか。嫁艦が3人になったから33%ずつ?

……私のTwitterを見てくれてる方ならわかるかもしれません。当時と比べて33%になるどころか、300%×3になってると言ってもいいぐらいなんじゃないでしょうか。

今から至極当たり前のことをいいますが、霰は那智の二隻目じゃないんですよね。
できることも、連れていけるゲージも、やらせたいことも、好きなところも全部違います。Perthだってそうです。私の中では、Perthと霰の役割も、育成方針も異なります。
それぞれタイプの違う嫁艦がいることで、それぞれのわがままを通しつつ、色々な遊び方に手を出すことができます。例えば、全ゲージ嫁艦旗艦攻略とかいうトチ狂った遊び方ができるのは、霰という艦娘の可愛さと、便利さがあってのものでした。那智はあまりサブを増やしたくないんですよね……

逆に、坊ノ岬イベントでは当初予定していた霰旗艦を、那智旗艦に切り替えて攻略するという試みも行いました。昼戦では連撃が撃て、夜戦でも霰より器用な那智の起用は、絶望的に見えたあのイベントの攻略に光をもたらしてくれました。

那智だけにしか指輪を渡さない選択をしていたら、私の艦これの遊び方はもっと狭い幅に収まっていたと思いますし、くじける場面も増えていたと思います。3隻の嫁艦たちがうまく補完しながら色々な方向性で楽しませてくれている気がしていて、いい形に収まったと思います。



第2位 旗艦攻略の楽しさに目覚める(2020年12月)

艦これで一番好きなのが編成を組むことです。頭の中で戦闘をシミュレートして見つけた課題点を、少しの装備入れ替えで解決する喜び。海域の難所や弱点を見抜いて、装備枠というリソースを配分する楽しさ。実際に出撃し、思い通りに事が進んだ時の快感。どれも最高なんですが、これに拍車をかけるのが旗艦攻略です。

私の場合は那智か霰かPerthを旗艦にするので、タッチや制空装備枠を制限されることになります。一方で、夜戦火力は少しのロスで済むことも多いです。あと、全員煙幕が積めますし、旗艦攻略者には珍しく、輸送連合が問題になりません。

……こうした条件で編成を組むとき、大抵の人より考えることが多くなります。タッチ前提のセオリーが白紙になるからです。数少ない旗艦攻略者のサンプルから、機動にするのか水上にするのか、最短にするのか低速重量にするのか考えないといけません。

自分は編成のオタクを名乗ってもいいってぐらい編成を弄るのが大好きで、しかも嫁艦のことも大大大好きですから旗艦攻略にはのめり込みました。


そして、旗艦攻略を選択する時点でいわばマイナスからのスタートになるわけですから、どこかでプラスが必要になります。そう、艦隊強化です。例えば運上げのモチベーションだったり、改修のモチベーションだったり、仕様の理解だったり。やれることは結構多くて、かなりモチベーションになりました。私が初めてダブル旗艦攻略をしたのが竹イベでしたが、その後に飛龍改修やら65改修やらを必死にやったのを覚えてます。私が艦これを頑張るきっかけになったと言っていい気がします。


第1位 自分で編成を組めるようになる(2020年7月〜8月)

昔の私はTwitterで編成を拾ってきてはそれを適当につなぎ合わせるという、今思えばカレーにガムシロップをぶち込むみたいな所業をしていました。
ところが20夏イベントでオール甲を目指していたにも関わらず一向にE4がクリアできない。ボーキも2万ぐらい飛ばしてしまった。この時にもらったアドバイスで自分は「戦闘の流れをイメージする」という概念を初めて知りました。

どういうことかと言うと、敵艦隊の命中が高いゲージで、火力が低い軽空母と、火力の高い正規空母のどちらを先に動かすべきか……みたいな話です。この時の答えは後者で、なるべく早く正規空母を動かして、敵にやられるリスクを減らすということでした。
こういう事例から、戦闘をイメージすることや、理由を持って編成を組むことの大切さを学びました。火力計算して求めた期待値から装備構成を考えたり、昼戦終了時の敵艦隊を想定して夜戦の並び順を考えたり。

この体験をきっかけに艦これが楽しくなり、そこからログインが途切れることはほとんどなくなりましたし、ずっと甲を取り続けられています。

編成が楽しいからこそ自分は艦これを続けられていると言っていいでしょう この時編成相談を投げてよかったと今でも


まとめ

長めの自分語りにお付き合いいただきありがとうございました。十周年の自分用振り返りだからいいか。

十周年というと相当な長さですが、実際は自分で編成を組めるようになった4年前ぐらいからが本番という認識だったりします。

こうして振り返ると、色んな場面で迷いながらもいろんな考え方を切り替えてやってきたんだなと思います。特に嫁艦関係をちょっと紹介したかった、どれもめちゃくちゃ悩みながら切り替えた(けど、うまく行った!)事案のため……

ここまで記事をお読みいただきありがとうございました!


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