投票権ってありがたいものだったのね

11月1日の住民投票のことね。

この住民投票は、大阪市を4つの特別区にするかどうかってことが問われていたため、大阪市民のみが投票の対象になったけど、実はその先にある「大阪都構想」の実現に向けてのステップのはず。

だったら、その是非を問う投票に、大阪府民としては一票を投じたかった。

今回ほど「選挙権」の大事さを感じたことはないかもしれないわ。

いや、5年前にもちょっと感じていたかな。
5年前の都構想に関する住民投票の時も、開票の経過をモヤモヤしながら見ていただけだった。終わった後のむなしさと言ったらなかったわ。

今回もまた虚しい。

大阪府の将来に関わることを、大阪市民の意見だけで決められ、何もできなかったもどかしさ。

個人的には(これは性格によるんだけど)、どうなるかわからないけど、何もせずに現状維持を望む質じゃないから、できれば別の道、新しい道へ踏み出してみたかった。もしかしたら歴史的な転換点になるかもしれないこのチャンスに立ち合えそうにないことが残念でならないわ。

もうないでしょ、都構想に関する選挙。

もしあるなら、是非大阪府民全体の意見を聞いてからにしてほしいわね。
オンラインのニュースページなんかでコメント欄を見ると「これが大阪府民の民意」みたいなことを書いている方がいるけど、それは違う。

あくまでも「大阪市民」の意見であって、府民ではない。

選挙に投票する権利。

これって本当にありがたいというか、大事というか、すごい権利だったのね。身に染みた。投票の権利すら与えられず決められてしまうもどかしさ。これはどう表現しようと思ってもフィットする言葉がないわ。

しばらくどよーんと失意のうちかもしれないけど、万博とかコロナ対策とかうまく乗り越えられますように。
  (もう祈るしかできない)

それにしてもあれね、ニュースサイトのコメント欄なんて見るものじゃないわね。私に対して言われているわけじゃないのに、なんともメラメラするわ。関係ないけど、誹謗中傷などのコメントで気が滅入る感覚もちょっとだけわかったような気がするわ。相手にしちゃ壊れそうになるんで、何もしなかったけど、見ないのが一番だと悟ったわ。



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