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#4_2回目の生理が来た 33歳低AMHが卵子凍結する話

ここからは比較的リアルタイムでの体験談投稿になります。
前回AMHの結果を受けてからは、ジエノゲストを本格的に止めてから次の整理を待ち受けるものになりましたので、まず「本当にちゃんと生理来るかな?私の卵子の残機全部終わったってことはないかな?」という不安がずっとありました。それまで卵子凍結をしようと思っている、と話した友人には全くその後の進捗を伝えられなくなったくらい、底AMHは私にショックを与えました。母と1番の大親友にだけ伝えていました。
仕事が忙しかったのもあり、6月いっぱいは追われて追われて、追われつつ、あれ、そろそろ、生理こないと、日数が合わない…大丈夫かしら…?と不安にも追われ始めてました。ジエノゲストを飲み始める前は28日周期くらいだったので止めてもそれで来るはず、と思っていたのですが、結局前回から36日くらいできました。閉経前って生理間隔伸びるっていうし…とめちゃくちゃ、本当にめちゃくちゃ不安でした。
おりものに若干茶色が混じったのをみて、すぐ翌日病院の予約を取りました。

そんなわけで7月中旬、というかつい先日ですね、3回目の通院、2回目のチャレンジに行きました。自分的には、前回はジエノゲストを止めてすぐの整理だったのでなんとなく、万全の状態の生理ではなかった(という表現が合っているかわかりませんが)ホルモンコントロールが自然な状態ではなかったが、今回は完全に薬がない状態で迎えた生理だったので、私の体の自然な状態での(でも卵巣年齢42歳〜とか思いつつ)検診です。
前回同様、診察券を見せてそのまま採血に向かいます。前回お願いしていた甲状腺の検査もするため、前回より少し多めに抜いてもらいました。ちなみに私は献血好きなので採血がちょっと好きです。
検査結果を待って、診察に呼ばれます。というか、診察に呼ばれる前に、子宮内検診があります。すみません、1回目も2回目もありました。あれが慣れる日なんて来るんでしょうか、毎回先生違うし、病院側は気を遣ってカーテンを引いてくれているのですがそれはそれで異様というか、先生が見えていてもアレなのかもしれませんが、とにかく苦手です。いや、みんなそうですよね。子宮内検診の診察室の前に、今日の先生のお名前がプレートで出ているのですが、今回は男性でした。だ、男性だ…とちょっと緊張しました。いや、先生なので、そんな男とか女とか気にする次元ではないのはわかるのですが…そして子宮内検診はカーテンが引かれているので先生の風貌はわからず、なんなら声のトーンも落ち着いていて小さめだったのでもうあんまり何を言ってらっしゃるか聞き取れなかったのですが
まず、エコーで見ながら丸い影を数えていらっしゃいました。え、あ、卵子のことか!これ卵子なのか!と。左側に3つ、確かに見えました。次は右へ動かされます、そうだ、卵巣は二つある…とか当たり前のことを考えていました。そっちには4つ、これも綺麗に見えました。とりあえず、前回1個あるかないかと言われたところからはだいぶよいのではと思いつつ、また診察に呼ばれるのを待ちます。
診察の先生は、先ほどの男性の先生だったのですが、少し年配の、髪色が明るい、でも物腰のとてもとても優しい先生で、男だ、と構えた自分が恥ずかしくなったほどです。
そして、卵子がこのAMH数にしては十分育っていること、そして、その他の血液検査の結果を見ても次の投薬に進んでも良さそうだと言われました。もうめっちゃよかったーー!ってなりました。やればできるやん私の卵巣!と。いや、もちろんまだ油断はできなくて、というかここからが大変で
「じゃあ7〜8日後にまた来れる?」となり、当たり前ですが、そうだ、スケジュールをこじ開けないければいけないんだ…となりました。
そして、さらにここから2種類の飲み薬を細かいスケジュールで飲み分けること、そしてゴナールFペンという、ペンタイプの注射を自分でする1週間が始まりました。自己注射。もちろん、最初の検診の時に聞いていましたが、本当に、こういうのっていざ目の前にしないと危機感が湧かないというか、実感がとにかく湧かないものでして、一気に「あ、え、注射?できるかな?」と不安になりました。一難去ってまた一難。
薬の飲むスケジュール、注射を打つ薬剤の量とスケジュールは細かく説明して下さったし、プリントアウトもしてくれました。これが、卵巣刺激というやつです。薬は、レトロゾールとルトラールというもので、その場でもらえました。薬局まで行かなくてよいのです。そして、また採血室の前で待つように案内されました。
待っているとまた奥の小部屋に呼ばれて、ゴナールFペンの説明をしてもらいました。1回目の検診の時にゴナールFペンの説明資料をもらっていたし、一通り読んでいたのですが、本当にこういうのもいざ目の前にしないと実感が湧かないもので、薬剤師の方だったのかな?一緒に読み合わせてもらいました。そして、その場で1回打つのを見てもらえることになりました。あまりに私が不安そうだったのだと思います笑
ペンタイプの注射は、糖尿の人がたまに食事前に打っているのを見たことがあったのですが、自分でやるのはやはりドキドキしました。あと細かく、押し込みながら抜かないと血液が逆流する、とか、消毒はこの範囲でしないととか、針は専用の箱に捨てて、医療廃棄物として次の来院時に持ってこないといけない、とかドキドキする注意事項がいっぱいでした。一番気をつけなきゃ、と思ったのはこの薬が要冷蔵であるということ。保冷バックに入れて渡されました。家に帰ったらすぐ冷蔵庫に入れるようにとのこと。たしか、コロナのワクチンも要冷蔵だったのに冷蔵庫が壊れてて何個も無駄になったというニュースがありましたよね…あれを思い出しました。
この日のお会計、12万円也。この注射が高いのです。注射代だけで8万です。いや、でもこの注射が法外な金額とは思わないのですが、絶対要冷蔵、気をつけないととさらに身が引き締まりました。ちなみにまだ助成金のOKは出ていない…。

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