見出し画像

パンデミック時代を生きる。

 コロナ後の世界は当分来ない。今日、明日のことも分からないような、不確実な世界が混沌と続いている。解がない。どの時代が良かったとか、悪かったとかで済む話ではない。決して、ネガティブな事をつらつらしたいわけじゃなくて、このディストピアからどうしたら希望を見出せるのだろうか、まさにSFの世界にいる。ぽつねんと阿呆な僕が頭の中で考えている。後の時代に振り返れるよう記録しておく。

 (2020年4月3日現在)ワクチンが開発されて僕らに届くまで約1年はかかるだろうと言われている。コロナがいつ収束するのかは誰にも見通せていない。幸い現在、日本は地勢学的優位性があり島国なので爆発的感染は抑えられているようにみえる。みえるだけかも。いまのところ。(対イタリア、米国等)でも、いつ爆発的感染してもおかしくない状況であり来週(2020年4月2週目)には日本の状況が急変しているかもしれない。もしくは緩やかに変化していくのかもしれない。影響が2〜3年続くという見解もある。

身体的ハンデ(基礎疾患等)がある人にとっては、いつ別の突発的病気なって病院へ運ばれるかわからない。東京は人口密度が高すぎるし、現在の状況でも医療崩壊の危機的状況だ。病床や医療従事者が足りない。まず、デフォルトで救急搬送はかなり時間がかかる。

けれども、「コロナに勝利する!」みたいなナショナリズム高揚スローガンも違う気がする。

自然災害が重なり東京が東京で無くなる日が来ないとも言い切れない。それは決して妄想や非科学的な事なんかじゃなくて、可能性が0%と言い切れない。

だからと言って、政府に期待したりするのも違う気がする。「1世帯につきマスク2枚」であれこれ言っている人がいる。

とどまることもリスクであり、進むこともまたリスクだ。サイコロ振ってどの目が出るか分からないように、僕はどうすればいいのか分からない。他人に聞いても分からない。誰も知らない。自分で選択するしかない。自分の頭で考えて出来るだけ正しくて有益な情報を得て「想像」するしかない。時代に取り残されないように、ぼんやりしてはいられない。

もう自分自身の日々の小さな選択の積み重ねによってしかもう世界は変えられない時代だと思う。それは、スーパーでどの食材を買うか、どんな音楽を聴くか、どんな映画を見るか、どんな本を読むか、どんな文化に触れるか、そういったことを指している。デモとか、イデオロギーの対立とか、僕が経験していない20世紀とは明らかに構造が異なる。上の世代も、誰も経験したことのないとんでもない時代に突入した。これから時代が大きくシフトしていく。広義での「若者」だけに、希望があり、危機感がある。


僕のnoteやphotoが知らない街の誰かとシンクロしてコンポタみたいにゆっくり浸透し君を温めるものであると嬉しいです。よかったらサポートをお願いします!