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2024年5月の日記

1日 ☔︎
渋谷。恵比寿方面に15分くらい歩くと落ち着いた感じの路地裏に海外チックなピザスタンドがある。ヒカリエ裏のオフィスに出勤した日のランチ、ひとりで散策している時に見つけた。そこで今日も休学時代に出会った友人と4,5年ぶりに再会。仲間と3人で会社を創業したということで、お祝いというか話を聞きに行った。ガールズバンドみたいで素敵だと思った。困難を乗り越えて挑戦している人の姿はある人や角度から見ると滑稽に映るかもしれないが、私はそういう人間味が格好良いと思う。いい刺激をもらった。自分も仲間探しを進め頑張ろうと思った。

わりと好きだった新南改札も終わりを迎える。

2日 ☀︎
千葉。ショッピングパークへ買い物に行った。夜から思いつきで併設のシネコンでレイトショーを見たが本当に酷い映画だと思った。演出も脚本も全てが「嗚呼、邦画だな。」と思った。耐えられず途中で席を外した。割と有名な映画で評価も高そうだったが、自分の口には合わないといった感じだった。

3日 ☀︎
東京・有楽町。憲法記念日。快晴。フランス発の日本最大級のクラシック音楽祭へ。クラシック版音楽フェスといった感じ。東京国際フォーラム・ホールAという国内でも最高レベルの会場でオーケストラの演奏を聴いた。こんな機会はそうそうない。ラヴァルの『ボレロ』は本当に名曲で、同じメロディーの繰り替えしが15分くらい続く。専門的なことは分からないが、後半にかけて段々と盛り上ってゆく演奏に圧倒され鳥肌が立った。演奏自体にもそうだが、終演後の会場一体となった歓声の拍手の大きさに、感動が増幅された。会場の野外にもステージやキッチンカーが出ていた。豪華客船でシェフをしていたというイタリア人の作るアラビアータと日本の甲州産白ワインを買い、ヴィヴァルディの四季『春』を聴いた。最高の気候、この上なく優雅なゴールデンウィークで幸せだった。

4日 ☀︎
秋葉原。街のカメラ屋さんでコンパクトフイルムカメラを買った。明日に合わせて。何軒か足を運んですごく迷った。SNSなどを通じて海外の人にも人気がある。1996年発売で廃盤のカメラだからこれを逃すと次いつ出会えるか分からなかった。髪を切って染めた。年末くらいから部分的にブリーチしたところにオリジナルカラー(碧色)のトリートメントカラーを入れている。長さは長めが好きなので整える程度。自然光の差す窓際や発光ダイオードのスポットライトに当たると綺麗な色が映える。誰とも被らないし派手すぎず自分らしい感じが美容師の職人クリエイティブを感じる。街中で会った人や友人に褒めてもらえることが多くて嬉しい。

5日 ☀︎
東京・品川。快晴。年に一回着るか着ないかのスーツをビシッと着て、髪もしっかりセットして、新しい特急しおさいに乗って東京方面へ向かった。今日は大学時代のサークルの友人の結婚式の2次会。これだけの人数が集まって乾杯するのは約10年ぶりのこと。感慨深かった。SNSで繋がってるけどリアルで会うのは超久々みたいなのが現代っぽい。自分の居場所をくれ続けているみんなに深謝。仲間の成功を仲間と素直に喜べること、それ自体が成功だ。みんなとの別れ際、「また明日!」という感じが続いていて10年前の青春が思い起こされた。毎日当たり前のように会う中で夢中で制作していた。いまふりかえると、これは明らかに青春だった。それぞれの人生があり一本道ではないが、人生は確かに地続きで脈々と歩みがある。生きてまた集まれることに価値がある。帰りがけの電車内でもまだ、祝福の多幸感に包まれていた。

6日 ☁︎
横浜・みなとみらい。泉岳寺方面から京急で横浜へ。みなとみらい線-馬車道で下車。少し歩いて湾岸へ。場所取り。カップヌードルミュージアムの裏側からヨコハマベイサイドブルーの連節バスで山下埠頭へ。1923年の関東大震災の瓦礫を埋め立てて作られたという山下公園の前からLuupを拾って、港のみえる丘公園へ。あいにくの天気だったが、横浜の台地の高いところから海を見渡した。明治時代の人々も同じように海を見ていたのだろうか。Luupとコンパクトフイルムカメラの相性がいいことに気づいて、横浜の歴史的景観を見たり、明治期のモダン建築のスナップ写真を撮って周った。もう何回もきているから観光という感じではないけれど、横浜は見どころに溢れていて面白い。日が暮れてから海の側の野外シネマに参加して、お酒を飲みながら映画を見た。後ろの人がシートを貸してくれた。帰りがけインスタライブを見た。

7日
Appleの発表会を見た。iPad Proは自分の人生を変えるような最高の武器だ。

8日
YouTube LIVEを見た。

9日 ☀︎
高輪ゲートウェイ。街開きまではここのスターバックスは穴場だ。友人を通じてこの前出会ったライターの女性の方と打ち合わせ。ずっと温めていたプロジェクトが動き出しそうな予感がした。半個室で仕事やタスクを終わらせた。深夜、サカナクション山口一郎さんのNHKスペシャルを見た。さすがのNHKドキュメンタリーだった。ドキュメンタリーを見て涙したのは初めてかもしれない。鬱の辛さや彼のことを誰よりも理解しながらも、現場に来ない山口さんに苛立っていた江島さんが復活のステージで涙を流し、一郎さんがハグしたシーンが本当に印象的でグッときた。もう一回サカナクションとして仲間と再起できるだろか_?思い悩んでいた苦しさから解き放たれたその瞬間に、美しさがあった。

10日 ☀︎
東京・丸の内・大手町。所用を終え久々のレッスンへ向かった。タリーズ。夕方、皇居外堀近くの広場で新緑の日光浴が気持ちよかった。たまたま通りがかったらLOVOTのストアができていた。ラボットと触れ合ったり、お店の人と話した。Appleストアに立ち寄った。素敵な植物屋さんでわりと大きめの鉢植えと土を買った。リーガルリリーというユリ科のお花を育てている。園芸は好きだ。開花が楽しみ。

11日 ☀︎
船橋。バイト時代10年来の友人と飲み。いつ会っても笑うことしかなくて。

12日 ☀︎
秋葉原。ヨドバシにフイルムの現像を出しに行った。カメラ・オーディオ・楽器・玩具などなど、ガジェット好きとしては天国のような場所で、毎度時間が溶ける。閉店まで居てしまった。帰りがけ空いているお店がなくて久々にマクドナルドへ入った。窓際のカウンターから行き交う新幹線などが見える。10年前も同じ席で同じような景色を見ていたなと思い出した。まだ、上野東京ラインの開通前で試運転の電車が走っていた。帰りがけ久々にRadikoでJ-waveを聴いた。吉岡里帆と森見登美彦という自分得な対談で京都の話など。後続の番組で亀田さんとほのかちゃんの対談も聴いた。

13日 ☔︎
豪雨と低気圧で調子が悪かったので寝ていた。特にやることもなかった。Amazonで注文した新しいiPhoneケースが届いて嬉しかった。

14日 ☀︎
疲れが取れないというかやる気が出ない。昼寝をしようと思って少し横たわって目を覚ましたら日が暮れていて萎えた。イベントに行けなかった。珈琲を淹れ、夜久々にnoteで日記を綴った。調子が戻ってきた。

15日 ☁︎
北鎌倉・山ノ内。横須賀線逗子行きに乗り鎌倉方面に行くと、乗客が徐々に「湘南カラー」に染まっていくのが面白い(主観) 。髪を切ったり、お寺を散策したり、カフェテラスで急冷水出し日本茶を飲みながら作業したり、打ち合わせした。新緑の北鎌倉は落ち着いた感じで人も疎だったから好き。カフェインを摂りすぎた。


17日 ☀︎
イベントに参加した。

18日 ☀︎
今朝は、半年ぶりかそれ以上ぶりに祖母と長電話した。複雑な幼少期母方の祖母に育ててもらった。私を色んなところへ連れて行ってくれた。上野駅の低いホーム16番線から一緒に乗った常磐線の特急電車の情景を昨日の事のように鮮明に思い出せる。あの頃の気持ちが心の奥底を静かに温め続けている。大人になっても色んなところに移動するのが好きなのは、この頃の原体験からくるものなのだろうか。二人でまた二十五年ぶりに上野駅から特急電車に乗りたい。

20日 ☀︎ 「碧色のフォルテッシモ」
夢の中で、ほのかちゃんに会った。この世の中が人間の作り出したある種のフィクションであるとか、高次元の仮想空間だという話もあるし、そもそも現実と非現実の境界線は曖昧であり区別することは無意味だ、という話もあるから、夢で会ったか現実で会ったかはどっちでもよくて、すぐそこの温もりが伝わるようなライブハウスの距離感でも、夢でも。それは記憶の断片でありその断片と断片のランダムな組み合わせがたまたま脳の中で何らかの作用を及ぼし夢を見た。記憶は、全体から見ればすごく小さな断片だけれど、私の記憶にはグラデーションや音のような強弱があって、たとえば碧色のフォルテッシモのように残り続ける。時間とともに色褪せて音階が聞こえなくなるような記憶とは違う。現実なのか夢なのかぼんやりと分からなくなって、今起きれば打ち合わせに間に合うことがなんとなくわかった。人の温もりがある確かな"記憶"が欲しい。重めの打ち合わせを終え、下町の銭湯に入って、ブルーボトルでコーヒーを飲んだ。振り返ってもそこにあるのは、ただの断片的なわたしの日常だ。

26日

27日

Today at Appleに参加した。


29日
☀︎
六本木ヒルズ。約5年ぶり。



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