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散文詩景

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#詩的散文

【詩】ユメカケル

追いつく前に醒めてしまう夢 掴めない背中、届かない手 それでもわたしは走っていくの この宇…

Chiharu
1年前
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【詩】泡にとけない声量で

ぼくと同じように汗をかいたグラスで踊る氷たちよ、 もう少し控えめに笑ってくれないか。 一世…

Chiharu
1年前
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【詩】Cheers!

なんだか長くなる誓いは、神様ではなく目の前のあなたに捧げる 愛とかいうかたちがなければ図…

Chiharu
1年前
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【散文】Honey on me

 遠のいていく無骨なその手に、無意識に自分の指を絡めて、きつく結んだ。  当然、その手の…

Chiharu
1年前
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【詩】明らめの夜

星々が巡る幾千年もの時の連なりの中に ぽつねんと一粒 取り残される わたし 皆はそれぞれの…

Chiharu
1年前
3

【詩】ひらいて つないで

歩幅も 手の繋ぎ方も 大切なものも すべてが 違うことばかり それぞれの生き方 それぞれのし…

Chiharu
1年前
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【詩】御伽話はエピローグから

永遠に目覚めない呪い(まじない)を 毛布のなかで何度も唱えた   醒めない夢などいらない  音も光もすべて取り払って ただの暗闇になりたかった けれど、神様はそれを赦さない 朗らかな足音が緞帳を開け 鮮明になっていく視界の先には 満天の星空を携えた瞳 獲物を射るような鋭さとは裏腹に 愉快さを隠しきれない口元が開く 「さあ、いつまで眠っているんだい?」 シトリンを溶かした声が響き渡り この物語の終わりを告げる (という噺が浮かんだ)

【詩】拝啓、いつかの

今でもはっきり覚えている 顎のラインが美しい横顔と あの子を見つめる穏やかな瞳 みんなが…

Chiharu
1年前
4

【詩】period

  天使のファンファーレが響くなか 鏡の向こう側にいる誰かが微笑む 立ち尽くす私を慰める…

Chiharu
1年前
2

【詩】Dear my stranger,

闇を切り裂いてゆくように まっすぐに夜を駆けていく ただひとりの光 風をうむ 瞬きの間に朽ち…

Chiharu
1年前
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【詩】召しませ、オフィーリア

同じところで足踏みして途切れてたシナリオ ツギハギだらけでもつないでいく すべてが完璧な…

Chiharu
1年前

【詩】Ullr

双眸に嵌め込まれたターコイズは 雪の匂いを纏っていた 季節外れの結晶たちが はらりはらり …

Chiharu
1年前
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【詩】ours gift

ちいさな手のひらを懸命に動かして これからを生きようとする君は 僕たちを陽だまりへ誘い出す…

Chiharu
1年前
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無名のまま、

サヨナラも告げずに 遥か彼方 星にもなれない恋心 零れる 夜空に散る花火になれたら 幾分か救われだろうか 死に損ないの心 振り翳した正義 息の音を静かに終わらせて、 (どうしても厨二的なものを書きたかったけど、大変難しかった)