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#12 Bullet Train

あらすじ
とにかく運の悪い殺し屋レディバグ(ブラッドピット)。彼は依頼人のマリアからブリーフケースを盗むだけの簡単な仕事を請け負い、東京発・京都行の超高速列車・ゆかり号に乗り込む。そのはずが、次から次へと乗ってくる⾝に覚えのない殺し屋たちに命を狙われ、降りたくても、降りられない。最悪な状況の中、列⾞はレディバグと殺し屋たち、10⼈を乗せたまま終着点・京都に向かうが…
終着点で待ち受ける世界最⼤の犯罪組織のボス=ホワイト・デスと対峙したとき、思いもよらぬ衝撃の展開が待ち受ける。

感想
私自身、海外映画で描かれる「似非日本」に抵抗はないので、今回も笑いたっぷりで鑑賞できました。ネオンの街、ギャル、日本刀にヤクザ。富士山まで。これでもかって程のステレオタイプの日本を満喫できました。なぜ、グローバル化が進んでもなお、ステレオタイプが消えないのか、ここまでいくと固定概念ではなく、海外の人は自分が憧れる日本をそのまま描いているのかなと思います。(日本はこうであってほしい!みたいな)なんやかんや、嬉しいです。
映画の中のブラッドピットは自分の運の悪さに飽き飽きしながらもそれを受け入れている少しお茶目な役でした。またそれが可愛くて、とくにウォシュレットや風が出てくる日本のトイレで遊ぶ姿には癒されました。
そのほかの殺し屋たちにもそれぞれ個性があり、何よりあの双子?の掛け合いはマシンガントークすぎるしテンポ感が良すぎて常に笑ってたと思います。レモンの「人生で大切なことは全部きかんしゃトーマスから学んだ」もっと深堀してほしかったです(^_-)-☆また、監督仕込みのアクションシーンはピカイチで、新幹線の狭い空間をうまく活用し、毎回斬新で新鮮なアクションをかましていました。初めはバラバラだった物語が、ラストに行くまでに一点に集結する。どんどん明らかになる事実にも驚かされ、最後まで飽きることなく鑑賞できました。
原作派や似非日本の描写から評価は分かれるであろう映画でしたが、私はすごく楽しんでしまいました。

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